見解正月、節分、花見、七夕、お盆、お彼岸、紅葉、七五三といった昔からのシーズンモチベーション。月見もその一つだが、メーカや小売りはこうした機会をとらえてキャンペーンなど販促プロモーションを仕掛けて需要の取り込みを図る。消費者もこうした取り組みに反応し、季節を感じて消費を活発化させる。日本マクドナルドの月見は一見無理筋だが仕掛けが巧みで、この時期に新たなシーズンモチベーションを創出し、大きな需要喚起に成功した。
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コメンテータープロフィール
慶應義塾大学卒業後、大手スーパー西友に勤務後、独立し株式会社ラディックを設立、販促、広報、マーケティング業務を手がける。マーケティングコンサルタント業務を手掛ける一方、新聞、ビジネス誌、流通専門誌、ニュースサイトに寄稿・執筆。流通・サービスを中心に、取材、講演活動を続け、テレビ、ラジオのニュースや情報番組に解説者として出演している。著書は、「10年後に食べていくための最強シニアマーケティング」、「九州の流通業界激変図」、「イオンの底力」、「ゆめタウン勝利の方程式」、「ルミネの法則」など。