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平河エリ

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ライター/『Blue Chronicle』エディター

報告

解説自民党が候補を擁立しなかった東京、長崎、一騎打ちになった島根の全てに立憲民主党が候補を擁立した結果、三選挙区を制する結果となりました。 島根は元職と新人の争いということもあり、候補者の地力も出る結果でしたが、候補者が乱立した東京15区において無党派や保守層の受け皿になるのか?という点が注目されていました。 情勢を見る限り、支持層を固めながら幅広に無党派からも得票しており、20時の時点で当確が出るなど他の候補を突き放しています。 自民党が支持を落とした際の受け皿としての地位を固める結果になったと言えるでしょう。 今後、総裁選を含めた自民党内の政局が注目されますが、内閣支持率だけではなく、物価高などもあり自民党の支持率自体も低下し始めています。 このトレンドが続けば、より自民と立憲という対立構造がクローズアップされ、政党としての政権担当能力も問われることになるでしょう。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 白鳥浩

    法政大学大学院教授/現代政治分析

    解説衆院3補選では、立憲民主党の公認候補がいずれも当確となった。 おもえば、これらすべての議席はもともと…続きを読む

  • 大濱崎卓真

    選挙コンサルタント・政治アナリスト

    見解報道各社の情勢調査と変わらぬ結果となりました。立憲が補欠選挙で3戦3勝したことで、当面の解散は厳しい…続きを読む

コメンテータープロフィール

平河エリ

ライター/『Blue Chronicle』エディター

ライター。主に政治分野、議会政治などの仕組みについて、各種媒体にて執筆する他、YouTubeなどで配信を行う。著書に「25歳からの国会 武器としての議会政治入門(現代書館)」。2020年尾崎咢堂ブックオブ・ザ・イヤー大賞(演説部門)。京都府京都市生まれ。早稲田大学卒。

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