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橋賀秀紀

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トラベルジャーナリスト

報告

解説記事にもあるように、コロナ前から日本人のパスポート取得率は23,24%と高くなかった。国の大きさもあるので単純な比較は難しいとはいえ、台湾の60%や韓国の40%とは非常に大きな開きがある。 この取得率がコロナ前から比較して約3割も下がっている。円安の影響は少なくないだろう。 とはいえ、すべての海外旅行が割高なわけではない。東南アジアなど航空券が往復総額3万円台ほどで、現地の物価が依然として日本よりも安い国もある。 日本国内に素晴らしい観光地が多いことは論をまたないが、国境をこえて初めて気がつくことは少なくない。 他国の若者がどんどん海外経験を積む一方で日本人が内向きのままでよいのかどうか。インバウンド対策と同時に日本人のアウトバウンドについてももっと注目すべきではないだろうか。

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  • 鳥海高太朗

    航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師

    解説海外旅行が伸び悩んでいる要因は、言うまでもなく円安・海外の物価高による旅行費用の高騰が挙げられる。そ…続きを読む

コメンテータープロフィール

東京都生まれ。早稲田大学卒業。国内の近場旅行からアフリカの小国、LCCからファーストクラス、ゲストハウスからアマンリゾートまで旅行全般について利用者目線で論じる。著書に『エアライン戦争』(宝島社)など。『週刊東洋経済』で「サラリーマン弾丸紀行」を連載したほか、東洋経済オンライン、文春オンラインなどに寄稿している。

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