Yahoo!ニュース

橋賀秀紀

橋賀秀紀

認証済み

トラベルジャーナリスト

報告

見解記事にあるような新幹線内での座席による上座・下座は聞いたことがない。そもそも上座・下座というのは、上司と部下のようにある集団におけるヒエラルキーを可視化するためのものであり、不特定多数の乗客が乗車する公共の空間において適用すること自体適切なものではない。 厳密に言えば、肘掛けの中心線よりも手前側が自分の占有領域であり、中心線よりも外側は隣に座る乗客に帰属することになるのだろう。だが、現実的にはどちらかの客によって占有されるか、あるいはどちらも相手への配慮などから利用されないかというケースがほとんどだ。 肘掛けはその構造上1名分の肘しか掛けられない以上、つねにそのスペースを「奪い合う」か、それとも「譲り合うか」という2択を迫られることになる。筆者なら後者の精神で臨んだほうが、肘掛け一つ獲得するよりも、結果としてストレスのない移動ができると考える。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった2325

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 篠原修司

    ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

    補足「新幹線の座席における、肘掛けを使用するルールとしては、基本的に窓側の人が使えると決められています」…続きを読む

コメンテータープロフィール

東京都生まれ。早稲田大学卒業。国内の近場旅行からアフリカの小国、LCCからファーストクラス、ゲストハウスからアマンリゾートまで旅行全般について利用者目線で論じる。著書に『エアライン戦争』(宝島社)など。『週刊東洋経済』で「サラリーマン弾丸紀行」を連載したほか、東洋経済オンライン、文春オンラインなどに寄稿している。

橋賀秀紀の最近のコメント

  • 橋賀秀紀

    トラベルジャーナリスト

    見解この記事で気になるのは、日本人の海外渡航者数が依然としてコロナ前より極めて低調であることだ。実際に日…続きを読む

    こちらの記事は掲載が終了しています

  • 橋賀秀紀

    トラベルジャーナリスト

    補足こうした記事では、現地の物価が特に高かったという感想がとりあげられがちだが、アメリカは円安以前にドル…続きを読む

    こちらの記事は掲載が終了しています