【DeNA】オースティンにアクシデント カメラマン席ダイブで必死のキャッチもしばらく立てず球場騒然、途中交代に
◆JERA セ・リーグ DeNA―広島(25日・横浜) DeNAの一塁手、タイラー・オースティン内野手(32)が、カメラマン席にダイブしてしばらく立ち上がれないアクシデントが起き、代打を送られてそのまま途中交代した。 【写真】立ち上がって自力で引き上げるオースティン 問題のシーンが起きたのは、6―5でDeNA1点リードの6回2死二塁。菊池の一塁ファウルグラウンドへ飛んだ飛球をオースティンが追いかけると、カメラマン席に倒れ込みながらスーパーキャッチ。しかし、しばらく立ち上がれずに多くのナインがすぐにベンチを飛び出して心配そうに駆け付け、球場は騒然とした。担架なども用意されたが、自力で立ち上がって歩いて、左手首付近を抑えるようにしてベンチ裏に下がっていった。ハマスタ内には「TA(タイラー・オースティンの愛称)」コールが巻き起こった。 20年に20本塁打、21年に28本塁打を放ったオースティンだが、近年は故障続き。22年は38試合、23年は22試合の出場にとどまり、今季も開幕直後に右太もも裏の肉離れで一時離脱し、この試合が18試合目の出場だった。ここまで2本塁打、7打点、打率2割9分4厘の成績を残していた。直後の6回裏に代打を送られて途中交代した。今後が心配される。
報知新聞社