補足こうした記事では、現地の物価が特に高かったという感想がとりあげられがちだが、アメリカは円安以前にドル建ての時点での物価高がとくに激しい。 もともと物価の安い東南アジアも円安の影響は受けているものの、日本よりも物価が安い国は依然として多い。筆者はバリ島に行っていたが、リゾート地でも庶民的な店ではナシゴレン(インドネシアのチャーハン)が200円、ビールも大瓶で350円と、日本の居酒屋よりも安い店もあった。日本国内でもホテルは高騰しており、海外=高い、国内=安いという単純な図式も成り立たなくなっている。
コメンテータープロフィール
東京都生まれ。早稲田大学卒業。国内の近場旅行からアフリカの小国、LCCからファーストクラス、ゲストハウスからアマンリゾートまで旅行全般について利用者目線で論じる。著書に『エアライン戦争』(宝島社)など。『週刊東洋経済』で「サラリーマン弾丸紀行」を連載したほか、東洋経済オンライン、文春オンラインなどに寄稿している。
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