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不破雷蔵

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グラフ化・さぐる ジャーナブロガー 検証・解説者/FP  

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補足先日も同様の主旨のテーマの記事が掲載されましたが、「熟年離婚の増加」には注意が必要です。熟年離婚とは同居期間が20年以上の夫婦の離婚を意味しますが、その件数は前世紀末にかけて増加し、今世紀に入ってからは年4万件前後を行き来しています。他方、婚姻件数・婚姻率も2000年あたりを節目として、それ以降は減少の一途をたどっており、多少の初婚年齢の増加があったとしても、同居期間が短い夫婦の数は漸減しているのが実情です。 したがって、全夫婦における同居期間の長い夫婦の割合は増えていくわけで、当然離婚率が変わらなければ、全離婚夫婦に占める比率も増大していきます。 また、内閣府の男女共同参画局でも指摘されていますが、昨今では婚姻全体の1/4ほどが初婚ではなく再婚となっていることにも注目したいところです(2020年時点で26.4%)。

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コメンテータープロフィール

不破雷蔵

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ニュースサイト「ガベージニュース」管理人。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。経済・社会情勢分野を中心に、官公庁発表情報をはじめ多彩な情報を多視点から俯瞰、グラフ化、さらには複数要件を組み合わせ・照らし合わせ、社会の鼓動を聴ける解説を行っています。過去の経歴を元に、軍事や歴史、携帯電話を中心としたデジタル系にも領域を広げることもあります。

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