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グラフ化・さぐる ジャーナブロガー 検証・解説者/FP  

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解説農水省の「米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等」に詳細な時系列データなどが収録されていますが、それによれば、「概算金」とはJAグループなどが米を集荷する際に生産者に前払いするお金を指します。そして米の販売見通しが立った時点で、実販売見込み額から経費、そして概算金を引いた額を生産者に追加払いしているわけです。 この概算金ですが、令和6年米では光熱動力費や肥料代が大きく上昇しており、これを反映する形で前年分から30%引き上げられ、さらに流通事情を反映する形で一部銘柄についてはさらに引き上げられて50%となったものもあります。 公開値を見ると年産平均価格前年比は+13%(山梨・コシヒカリ)~+77%(岡山・アケボノ)と、平均では+51%となり、5割程度の値上がりとなっています。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 松平尚也

    農業ジャーナリスト、龍谷大学兼任講師、AMネット代表理事。

    補足新米の確保において農協や米卸間でコメ買取の競争状態が続いており、コメ価格が高止まりする要因となってい…続きを読む

コメンテータープロフィール

不破雷蔵

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ニュースサイト「ガベージニュース」管理人。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。経済・社会情勢分野を中心に、官公庁発表情報をはじめ多彩な情報を多視点から俯瞰、グラフ化、さらには複数要件を組み合わせ・照らし合わせ、社会の鼓動を聴ける解説を行っています。過去の経歴を元に、軍事や歴史、携帯電話を中心としたデジタル系にも領域を広げることもあります。

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