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不破雷蔵

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グラフ化・さぐる ジャーナブロガー 検証・解説者/FP  

報告

補足ドイツの出生率は前世紀は漸減、世紀末あたりに横ばいに移行し、2010年(1.39)あたりから再び上昇、2016年(1.59)でピークとなりそれ以降は漸減、2021年(1.58)に再び持ち直しの兆しの中にあります。 一方、ドイツの出生率の持ち直しに関しては、日本総研のレポート「少子化対策;欧州からの示唆」など多数の文献で指摘の通り、単純に少子化対策によるものだけでなく、というよりはむしろそれよりも、移民(外国人)政策とその移民による出生率の高さが主要因と見た方が自然です。例えば同レポートにも「2019年には、外国籍の親から生まれた子どもが、ドイツで生まれた子供の24%を占めた。ドイツ国籍の女性よりも外国籍女性の方が高い出生率を示すこともあり、とりわけ出生数が増加した2012~2016年では、出生数増への貢献度は、外国籍女性がドイツ国籍女性を上回った」とあります。

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コメンテータープロフィール

不破雷蔵

グラフ化・さぐる ジャーナブロガー 検証・解説者/FP  

ニュースサイト「ガベージニュース」管理人。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。経済・社会情勢分野を中心に、官公庁発表情報をはじめ多彩な情報を多視点から俯瞰、グラフ化、さらには複数要件を組み合わせ・照らし合わせ、社会の鼓動を聴ける解説を行っています。過去の経歴を元に、軍事や歴史、携帯電話を中心としたデジタル系にも領域を広げることもあります。

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