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不破雷蔵

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グラフ化・さぐる ジャーナブロガー 検証・解説者/FP  

報告

見解国立社会保障・人口問題研究所の全国家庭動向調査によれば、妻の平日の家事時間は正規社員で186分、非正規で237分、専業主婦では344分。これに関して夫との家事の分担比率は、正規では69.0%、非正規で78.7%、専業主婦では81.2%。夫もそれなりに家事をこなしています。 また内閣府の男女共同参画社会に関する世論調査によれば、家事も育児も、外部サービスを利用した上で、夫と妻、半分ずつの分担の希望がもっとも多いとの結果が(家事では男性55.9%、女性59.1%が同意)。 一方今記事では収入を家事時間の負担に比するべきとのことですが、それでは労働時間や労働負荷、在宅時間などが考慮されず、また例えば専業主婦世帯では夫は一切家事をしなくてもよいことになってしまいます。「家事育児は収入が低い妻がやること」の仮説がおかしいとしても、「収入で家事比率を勘案すべき」とは別問題ではないでしょうか。

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コメンテータープロフィール

不破雷蔵

グラフ化・さぐる ジャーナブロガー 検証・解説者/FP  

ニュースサイト「ガベージニュース」管理人。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。経済・社会情勢分野を中心に、官公庁発表情報をはじめ多彩な情報を多視点から俯瞰、グラフ化、さらには複数要件を組み合わせ・照らし合わせ、社会の鼓動を聴ける解説を行っています。過去の経歴を元に、軍事や歴史、携帯電話を中心としたデジタル系にも領域を広げることもあります。

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