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グラフ化・さぐる ジャーナブロガー 検証・解説者/FP  

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補足救急自動車による搬送のひっ迫は以前から懸念されており、救急車による搬送時間の長化傾向は継続的なものでしたが、コロナ禍でそれが一気に加速した感はあります。総務省消防庁の「救急・救助の現況」によると、救急自動車による現場到着平均時間と病院収容平均時間は 1998年 26分42秒 2000年 27分48秒 2005年 31分00秒 2010年 37分24秒 2015年 39分24秒 2019年 39分30秒 2020年 40分36秒 2021年 42分48秒 2022年 47分12秒 となっています。また搬送者数の約半数(直近2022年では47.3%)が傷病程度上軽傷扱いされているのが実情です。 今件は本文で指摘の通り、誤解される形で情報が伝達された、特に一部報道で伝えられインパクトがあるため広まったのが大きな要因だと思われます。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 真野俊樹

    医師/中央大学大学院教授/多摩大学大学院MBA特任教授

    補足救急車を呼ぶかどうか、の判断は非常に難しい。いい加減な気持ちで呼ぶのは論外だが、症状がある場合の緊急…続きを読む

コメンテータープロフィール

不破雷蔵

グラフ化・さぐる ジャーナブロガー 検証・解説者/FP  

ニュースサイト「ガベージニュース」管理人。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。経済・社会情勢分野を中心に、官公庁発表情報をはじめ多彩な情報を多視点から俯瞰、グラフ化、さらには複数要件を組み合わせ・照らし合わせ、社会の鼓動を聴ける解説を行っています。過去の経歴を元に、軍事や歴史、携帯電話を中心としたデジタル系にも領域を広げることもあります。

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