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不破雷蔵

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グラフ化・さぐる ジャーナブロガー 検証・解説者/FP  

報告

見解「6割が苦しい」とのことですが、国民生活基礎調査における生活意識は前世紀では4割前後でしたが、バブル崩壊で5割台半ばまで急増、それ以降は今世紀に入ってからずっと5割台後半から6割強を示しており、少しずつ「大変苦しい」が増える状態でした。それが2015年以降少しずつ減少し、直近の2023年では物価高の影響で増えている形となります。6割は昨日今日に始まった話ではありません。 世界的に見るとアジアの人達、特に日本人は物事を悲観的にとらえ、意思表示をする傾向があります。米国の調査機関Pew Research Centerの調査によると、「日常生活における普段の生活に対する思惑」を聞いたところ、「良い日」の回答が全世界では27%なのに対し、欧州では17%、ラテンアメリカやアフリカでは4割台、米国では41%なのに対し、韓国では9%、中国では19%、そして日本では最小の8%にとどまっています。

コメンテータープロフィール

不破雷蔵

グラフ化・さぐる ジャーナブロガー 検証・解説者/FP  

ニュースサイト「ガベージニュース」管理人。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。経済・社会情勢分野を中心に、官公庁発表情報をはじめ多彩な情報を多視点から俯瞰、グラフ化、さらには複数要件を組み合わせ・照らし合わせ、社会の鼓動を聴ける解説を行っています。過去の経歴を元に、軍事や歴史、携帯電話を中心としたデジタル系にも領域を広げることもあります。

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