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不破雷蔵

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グラフ化・さぐる ジャーナブロガー 検証・解説者/FP  

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補足補足として。「生活が苦しい」件ですが、対象の「国民生活基礎調査」では1986年から生活意識への調査を実施しています。記事タイトルは「大変苦しい」20.2%と「やや苦しい」31.0%を足した値が51.3%と半数を超えているところからつけられているものです。 この苦しい指標的な値は1992年までは3割台でしたが、バブル崩壊で一気に4割台となり、それ以降も漸次増加を続け、2011年には61.5%、さらに2014年には62.4%と最高値をつけました。その後はおおよそ漸減を続け、同時に「普通」「ややゆとりがある」の値は増えています。2022年の「ややゆとりがある」の42.1%は、2021年の41.8%を除けば、2003年につけた41.8%以来のものです。 つまり「生活が苦しい」の過半数は昨日今日にはじまったものでなく、前世紀末(1998年)以降継続していることを覚えおく必要があります。

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コメンテータープロフィール

不破雷蔵

グラフ化・さぐる ジャーナブロガー 検証・解説者/FP  

ニュースサイト「ガベージニュース」管理人。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。経済・社会情勢分野を中心に、官公庁発表情報をはじめ多彩な情報を多視点から俯瞰、グラフ化、さらには複数要件を組み合わせ・照らし合わせ、社会の鼓動を聴ける解説を行っています。過去の経歴を元に、軍事や歴史、携帯電話を中心としたデジタル系にも領域を広げることもあります。

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