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不破雷蔵

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グラフ化・さぐる ジャーナブロガー 検証・解説者/FP  

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補足題名に「自民党政権下で続けられてきた」とありますが、1955年の自民党結成後、政権交代は何度か起きています。1993年からの細川内閣~羽田内閣~村山内閣、2009年からの鳩山内閣~菅内閣~野田内閣がそれです。また、他党が閣外協力や連立の形で参加した例も多々あります。それらの期間で、社会保険料が下げられたとの話は聞きません。 総務省の家計調査で家計単位における社会保険料や直接税の、対実収入比率を見ると、直接税は8%前後でほぼ一定、一時期は減少した時期もあるほどなのに対し、社会保険料の比率はほぼ一定して右肩上がりとなっており、1953年当時は2.4%だったものが2023年には10.9%と5倍近くもの負荷増加となっています。 一方、社会保険料の増加は社会構造の複雑化・近代化に加え、高齢化に伴う医療をはじめとした社会保障負担の増加が要因。特定政党が、政府が、というレベルの話ではありません。

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コメンテータープロフィール

不破雷蔵

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ニュースサイト「ガベージニュース」管理人。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。経済・社会情勢分野を中心に、官公庁発表情報をはじめ多彩な情報を多視点から俯瞰、グラフ化、さらには複数要件を組み合わせ・照らし合わせ、社会の鼓動を聴ける解説を行っています。過去の経歴を元に、軍事や歴史、携帯電話を中心としたデジタル系にも領域を広げることもあります。

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