見解日本学生支援機構「学生生活調査」によると、大学学部(昼間部)の学生(以下同)における収入は家計からの給付109万6900円、奨学金40万7600円、アルバイト収入37万5900円、定職・その他8万7000円で、アルバイトの収入は全体の19.1%を占めるまでに。 詳細を確認するとアルバイトの従事者は83.8%にも達し、そのうち家庭からの給付のみで修学可能な人は52.4%、家庭からの給付のみでは修学不自由・困難および給付ナシが31.5%。つまり学生の3割強はアルバイトをして収入を得ないと修学そのものが(それなりに)不可能な状態にあります。 調査の限りでは「なんで」かといえば、修学のためではなく遊興費などとしてのアルバイトが半数以上ですが、働かないと修学すらおぼつかない人が多分にいるのも事実です。「学生に十分学業に専念できるような支援をすること」との結論がすでに出ているようではありますが。
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ニュースサイト「ガベージニュース」管理人。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。経済・社会情勢分野を中心に、官公庁発表情報をはじめ多彩な情報を多視点から俯瞰、グラフ化、さらには複数要件を組み合わせ・照らし合わせ、社会の鼓動を聴ける解説を行っています。過去の経歴を元に、軍事や歴史、携帯電話を中心としたデジタル系にも領域を広げることもあります。
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