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藤野智哉

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精神科医

報告

見解ギャンブル障害は賭博をする時間や頻度を自分でコントロールできず、日常生活で賭博を他の何より優先させるようになり、多額の損失や家族との不和、仕事への影響など否定的な結果が生じても続けるようになります。 元来日本は街を歩けばパチンコ屋や宝くじの販売所があり、競艇や競馬などの公営ギャンブルのCMが飛び交う、ギャンブルが身近な国でした。 それがコロナ禍で密回避とともにオンラインへ移行しさらに身近なものとなってしまいました。ギャンブルは当然触れる時間が長いほどリスクは上がりますし失う額も大きくなります。店に行かなくてもいつでもどこでも賭けられることはリスクを高めます。 ギャンブル障害に関しては自己責任論がよく出ますが、疾患であり様々な精神疾患との関連も指摘されるもので本人もやめられないことから苦悩し追い込まれていることが多くあります。 身近な人に兆候が見られた際は早めに治療に繋げることが大切です。

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  • 井上智介

    精神科医/産業医

    見解カジノ含む大阪IRの実現はほぼ確実と言われています。 そこでは、ギャンブル依存症の患者さんを増やさ…続きを読む

コメンテータープロフィール

1991年7月8日生まれ。 秋田大学医学部卒業。 精神鑑定などの司法精神医学分野にも興味を持ち、現在は精神科病院勤務の傍ら医療刑務所の医師としても務める。

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