見解亡くなった男児は、わずか10歳。本当にいたましく、可哀想でならない。 被疑者の身柄は確保されたとのことだが、一番気になるのは犯行の動機だ。 日本人を狙ったヘイトクライムであるか否かは、今後の同種事案の防止を考えるためにも必要かつ重要な情報だと思う。 しかし、6月に起きた江蘇省蘇州市で日本人母子が襲われた事件についても、動機などに関する情報はまったく伝わってこない。 中国当局には、両事件について、迅速かつ正直な情報提供を求めたい。 また、本件で日中双方の人々の不信を高めないためにも、いずれの事件についても、裁判の完全公開や、日中双方のジャーナリストが被疑者・被告人との接見取材を認めるなど、透明性を確保した司法手続きにおいて事実を解明することが、絶対に必要だ。
コメンテータープロフィール
神奈川新聞記者を経てフリーランス。司法、政治、災害、教育、カルト、音楽など関心分野は様々です。2020年4月から神奈川大学国際日本学部の特任教授を務め、カルト問題やメディア論を教えています。
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