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Webライター(石動竜仁)

報告

補足『外国エージェント(スパイ)』と説明されてますが、この2つは厳密には違う概念です。各国のスパイ対策への理解の誤解になるので補足します。 70年代に日本で活動し、後に米国に亡命したレフチェンコKGB少佐は「エージェント=スパイ」とする日本のマスコミを「スパイは通俗語」と批判し次のよう説明しています。 ロシアではエージェント(外国の代理人)は、「海外で積極工作(アクティブメジャー)を行う上で現地協力者とみなす人物の総称」であり、報酬を受取り活動する「真のエージェント」や、その国の政策や世論を誘導する「影響力エージェント」、何回か接触して有望と判断されただけの「脈のある人物」等、幅広いもので、報酬の有無や意識的にやってるかは問いません。 エージェントを一律に「スパイ」と呼ぶと、全く問題のない人物までスパイとされる恐れがありますし、また影響力エージェントは従来法で対処しにくい問題も理解できません。

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コメンテータープロフィール

dragoner、あるいは石動竜仁と名乗る。新旧の防衛・軍事ネタを中心に、ネットやサブカルチャーといった分野でも記事を執筆中。最近は自然問題にも興味を持ち、見習い猟師中。

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