見解田中マー君が自由契約選手として公示された翌日(4日)、東スポの小コラム『赤ペン︎』に「巨人が田中を獲得し、坂本が中学以来のチームメートになったら、面白い同級生ドラマになるだろう」と書いたら現実になりました。 確証はなかったけれど、そういう流れになるかもしれない、という予感はあった。巨人は田中将以前にも、元ソフトバンク松田、元マリナーズ岩隈など、古巣で居場所をなくしたスター選手に救いの手を差し伸べているから。 今回の報道が出る前日には、巨人OB会長の中畑さんもTBS「サンデーモーニング」で巨人が獲得するべきと発言。その背景には、球界全体の「田中将を見殺しにしてはいけない」という共通認識もあったように思います。 ただし、田中将にとって本当の勝負はこれから。巨人移籍後、一軍未登板に終わった岩隈のような例もある。まずは巨人で勝ち星を挙げること。リーダーシップを発揮するのはそれからでしょう。
同じ記事に対する他のコメンテーターコメント
コメンテータープロフィール
1963年、広島県出身。法政大卒。デビュー作は2002年の『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)。『最後のクジラ 大洋ホエールズ・田代富雄の野球人生』『プロ野球二軍監督』(同)などの電子書籍版も発売中。『失われた甲子園 記憶をなくしたエースと1989年の球児たち』(同)が第15回新潮ドキュメント賞ノミネート。他に『すごい!広島カープ』『2番打者論』(PHP研究所)など。東スポで毎週火曜『赤ペン!!』連載中。青学大・原晋監督著『魔法をかける』、元広島・達川光男著『広島力』、俳優・萩原健一の自叙伝『ショーケン』(すべて講談社)の構成も務めた。東京運動記者クラブ&日本文藝家協会会員。
赤坂英一の最近のコメント
長嶋茂雄氏「今、何を話せばよいのか」「巨人が勝った時の笑顔しか浮かんできません」渡辺恒雄主筆死去を受けコメント
TBS NEWS DIG Powered by JNN