補足私は大谷選手の会見の説明を聞いてこのような疑問は湧きませんでした。アメリカの銀行はオンラインが主流で日本と違い通帳がありません。なので一般人は日頃からオンラインで確認し管理します。大谷選手のようなミリオネア、ビリオネア級の高額所得者になると、管理自体を会社に任せる人もいるようです。もしくは本人が管理したとしても、高額所得者は一般人のように出入金の行方をしょっちゅう&細かく確認する人はそれほど多くないようです(細かく確認しないから、誤送金や詐欺に気づかなかったなんていう被害の話をよく聞きます)。それからこの記事には「アメリカの銀行口座はログインして送金が面倒」とあるのですが、メールアドレスにパスコードを届けず、ログインから送金まで簡単にできる銀行もあります。ほかの報道だが(憶測の域だが)大谷選手の渡米直後、水原氏が銀行口座の開設サポートをしていたとしたら、送金に介入するのはより簡単でしょう。
同じ記事に対する他のコメンテーターコメント
コメンテータープロフィール
米国務省外国記者組織所属のジャーナリスト。雑誌、ラジオ、テレビ、オンラインメディアを通し、米最新事情やトレンドを「現地発」で届けている。日本の出版社で雑誌編集者、有名アーティストのインタビュアー、ガイドブック編集長を経て、2002年活動拠点をN.Y.に移す。N.Y.の出版社でシニアエディターとして街ネタ、トレンド、環境・社会問題を取材。日米で計13年半の正社員編集者・記者経験を経て、2014年アメリカで独立。著書「NYのクリエイティブ地区ブルックリンへ」イカロス出版。福岡県生まれ