92時間後に救助の男児 家族の20年
92時間後に奇跡的救出の男児は今…「あの子がいたから生きてきた」祖父が振り返る“希望”と“悲しみ”抱え続けた日々【中越地震20年】
新潟日報「この悲しみを一日も忘れたことはない」。新潟県中越地震で長岡市妙見町の土砂崩れに巻き込まれ、娘の貴子さん=当時(39)=と孫娘の真優ちゃん=同(3)=を亡くした魚沼市の皆川敏雄さん(88)が、新潟日報社のインタビューに応じた。地震では、もう一人の孫の男児(22)=当時(2)=が約92時間後に救助された。「3人とも助からなかったら、今ごろ生きてはいない。あの子が俺の支えだ」。希望と悲しみを胸に抱えてきた20年を振り返った。
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