ソロキャンプとは何が楽しいの?ソロキャンプの魅力とは?おすすめする理由。
ソロキャンプをお勧めする訳ですがその理由は後ほど。
まずは、ソロキャンプとは?
ソロキャンプとはその名の通りソロ(一人)でキャンプをすることです。
では、キャンプとは?
野外で(一時的に)生活することです。
まとめると、野外で一人、一時的に生活すること。このように定義すると敷居が高いように感じますが、デイキャンプというものがあるように日帰りでもOKです。公園に行ってお昼を食べてのんびりするだけでもキャンプと言えるでしょう。
では本題に入ります。キャンプの魅力はたくさんありますが、ここではソロキャンプに絞ってお話しします。
ソロキャンプをお勧めする理由はずばり一人ですべてを行うことができるからです。それは自由とも言えますが、責任もすべて自分持ちです。一から十まですべて一人で行います。世の中、好きなこと自由にはなかなかできませんので、それをキャンプでやってしまおうということです。計画から準備、実行、片付けまですべてどう行うかは自分次第です。
今回は気軽にできるソロキャンプをご紹介したいと思います。
まずは日帰りでやってみましょう。日帰りならテントも寝袋も不要です。ただし食事は自分で作ってみましょう。ここが今回一番の山場です。
想定スケジュールは以下の通り。(もちろん自分一人でやることなので時間も何をするかも自由です)
10時頃出発
11時到着 レジャーシートを敷いて荷物を下ろし一息。コーヒーなど飲んでも良いでしょう
11時半 昼食の準備
12時過ぎ 昼食
13時 横になってくつろぐ。読書するもよし、昼寝するもよし
14時 片付け&帰る
いかがでしょうか?これがキャンプかと思われるかもしれませんが、野外で一時的に生活するというのは、言い換えれば、衣食住を野外で賄うこと。ここで「衣」は気温にあわせて洋服を用意すること。「食」は昼食を作って食べること。「住」はレジャーシートに横たわること。
理屈はともかく、これを一人で準備から片付けまですべて自分で行います。簡単だと思われる方も多いかと思いますが、実際やってみると色々なことがわかります。
まず、最初の準備が大変です。最初は忘れ物もするでしょう。気付くことも多いです。例えば、横になってみると枕が欲しい。かばんや洋服を枕代わりにできるか試したり。まぶしいので帽子があると良いな。固形燃料でお湯も沸かせるからコーヒーを入れてみたいな。などなど。
次回はこうしようとか、これを持っていこうかとか、やるたびに気付きがあり試したくなります。自分の成長が毎回感じられるのも良いところです。
お昼はお弁当を買っていって食べてもかまいませんが、今回は最低限の道具でカレーライスの作り方を紹介します。
必要な道具は以下の通り(DAISOなどの100円ショップで揃います)
- メスティン
- ポケットストーブ(固形燃料が使える五徳でも可)
- 固形燃料25g~30gのもの
- ライター
- タオル
- ミニテーブル(なくてもなんとかなります)
食材は以下の通り
- お米1合(無洗米が良い)
- 水200ml
- カレー(レトルトや缶詰のもの)
手順は以下の通り
- メスティンにお米を入れる
- さらに水を入れる
- 30分待つ
- ポケットストーブに固形燃料を入れて火をつける
- ポケットストーブにメスティンをのせる
- 固形燃料の火が消えるまで待つ。20分程度
- メスティンをタオルで巻いて保温する。その時にカレーも一緒に巻いて温める
- お米を蒸らす。10分~15分程度
ポケットストーブ、メスティンは熱くなるので注意が必要です。テーブルを使うときは熱で溶けないもの、もしくは安定した地面の上にポケットストーブを置いてください。お米が蒸らし終えたら完成です。カレーをかけて食べましょう。私の一押しのカレーはいなばの缶詰のタイカレーです。本格的なタイカレーが手軽に食べられます。
これで日帰りのソロキャンプができます。
お金も時間もそれほどかかりませんので、一度やってみてください。自分で作って外で食べるご飯はひと味違うはず。
同じようにやってもごはんが上手く炊けなかったりもします。失敗する要因としては、気温の違い、風の影響などが影響します。
ネットで調べることは簡単ですが、まずは実際に自分でやってみて失敗することを経験してみていただきたいです。これも貴重な経験です。
失敗も一人ならだれにも迷惑かかりませんし、怒られもしません。やったことがないことをやって失敗するのは当たり前です。次に成功すればよいだけです!
何度か日帰りソロキャンプをやってみて楽しめたら次は本格的なソロキャンプをやってみましょう。日帰りでは衣食住の「食」がメインでしたが、1泊となると「衣」の防寒や寝袋、「住」のテントやタープも必要になってきます。
それらの紹介はまた次回に。まずは日帰りソロキャンプをやってみてください!
※公園ではキャンプ、火器の使用禁止の場合があります。その場所のルールを守ってキャンプをしましょう。
※自然を汚さないようにごみは持ち帰りましょう。