【葛飾区】昭和とウィーンとサインがいっぱい!? ちょっと不思議な、柴又 TORAsan cafe
柴又と言えば、帝釈天に「男はつらいよ」と、やっぱりイメージは「和」ですよね。
が、そんな柴又でヨーロピアンな気分を堪能できる場所があるってご存じでしたか?
それがこちら、「TORAsan cafe」です!
TORAsan cafeは、京成柴又駅から少し歩いた「寅さん記念館」に併設された喫茶店。
記念館や近くの山本亭、矢切の渡しを眺める江戸川沿いを散策した後、ほっと一息つくのにぴったりの場所です。もちろん、寅さん記念館に入らずにカフェのみの利用もOKです。
TORAsan cafeはサインプレートミュージアム!?
さっそく店内へ…と、壁を見てびっくり!!
記念館側のドアを入るとそこには、ずらりと並んだサインプレートが!
こちらを訪れた有名人の方々の直筆サインプレートですね~。さながらサインプレート美術館。
タレントさんに俳優さん、あ、こんな方々も!
カールスモーキー石井さんはじめ、米米CLUBのメンバー総勢9名のサインプレート!
この柴又でショートムービーを撮影されていたんですね。
柴又にゆかりのある方のサインプレート、ぜひ探しに来てみてください。
お宝発見できるかもですよ~♪
寅さんが結んだウィーンとの縁
さて、店内はこんな感じ…まるでヨーロッパのどこかに来たような、柴又の「和」の雰囲気からはガラリと様変わりしています。
寅さん記念館に併設のカフェなのに、いったいどうしてヨーロピアン?
それは寅さんが結んでくれたご縁があるからなんですよ♪
遠く離れたオーストリア、ウィーン市フロリズドルフ区は、葛飾区と友好都市の関係にありますが、そのきっかけはなんと寅さん。
葛飾区史にはこのように書かれています。
えええ~そうなんだ!
葛飾区とウィーン…何だか似ても似つかないような気がしていましたが、風景や人情でつながるところがあったなんて、不思議ですね~。
そうしたご縁で、「寅さん」映画シリーズ第41作「男はつらいよ 寅次郎心の旅路」では、寅さん自身もウィーンへ旅立っているんですよ。
さて、いろんなものに心を奪われているうちに小腹が空いてきましたね(笑)。
TORAsan cafeは寅さんラテアートを始め、こだわりのサイフォンコーヒーなどオリジナルドリンク、ソフトクリームやケーキなどのデザートはもちろん、軽食も楽しめます。
時間はちょうどお昼過ぎ。やっぱりここはデザートの口ではないな…はい、チキンを挟んだフォカッチャをいただきましたよ♪
軽食メニューの「昔なつかしのナポリタン」は、ランチにわざわざやってくるファンもいるんだとか。
寅さん記念館のオマケと決して侮ってはいけないこちらのカフェ、落ち着いたヨーロッパの雰囲気の中でくつろぎながら、ちょっとした小旅行気分で出かけてみませんか♪
TORAsan cafe
所在地 〒125-0052 東京都葛飾区柴又6丁目22
利用時間 9:00~17:00(ラストオーダー 16:30)
休館日 第3火曜日(ただし第3火曜日が祝日・休日の場合は、直後の平日)
及び12月第3火・水・木曜日も休館 ※年末年始は営業
【関連記事】
【葛飾区】葛飾でテイクアウトのお店を探訪~金町末広商店会・てづくりごはんmikiya~ (号外NET)
【葛飾区】葛飾でテイクアウトのお店を探訪~亀有・吉田パンさんに行ってみた! (号外NET)
【葛飾区】葛飾でテイクアウトのお店を探訪・お花茶屋オカスバカレーさんに行ってみた (号外NET)