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【葛飾区】色鮮やかなキバナコスモスが見頃!水元公園を染める黄色やオレンジの花の群生

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

広大な敷地を有する水元公園では、四季折々の花をあちこちで楽しめます。現在は園内北部や、公園の西側の外縁を走る「水元さくら堤」で、キバナコスモスが見頃。明るい黄色やオレンジの花の群生は、はっとするほど鮮やかです。

(写真はすべて2024年8月26日撮影)

グリーンプラザの裏手に広がるキバナコスモスの群生
グリーンプラザの裏手に広がるキバナコスモスの群生

まずキバナコスモスが黄金色の絨毯のような眺めになっているのが、園内北部のグリーンプラザの裏。バラやヒマワリなどが大切に育てられているエリアに、キバナコスモスの群生が広がっています。散策路を歩いてキバナコスモスに近付いていく途中も、そこだけ光が溢れているような鮮烈な眺めです。

散策路に沿って咲くキバナコスモス
散策路に沿って咲くキバナコスモス

晩夏の空にキバナコスモスの一群が映える
晩夏の空にキバナコスモスの一群が映える

キク科コスモス属の多年草であるキバナコスモスは、ピンクや白の花を咲かせる一般的なコスモスに比べて、暑さに強いのが特徴。明るい黄色やオレンジ色の八重咲きの花は、晩夏の青空に良く似合います。生命力あふれるこの花が、まとまって咲く様子は圧巻。蜜を求めて、チョウやハチも次々に飛んできます。

明るいオレンジや黄色の花が存在感抜群
明るいオレンジや黄色の花が存在感抜群

蜜を吸いに飛んできたアゲハチョウ
蜜を吸いに飛んできたアゲハチョウ

キバナコスモスの隣には、ボランティアの方々が丹精込めて育てているバラ園があります。この暑さの中でも、四季咲きのバラがけなげに咲いていました。グリーンプラザの裏の花壇は、秘密の花園のような心落ち着く空間です。

キバナコスモスの隣のバラ園に咲く花
キバナコスモスの隣のバラ園に咲く花

水元公園の西側の外縁には、四季折々の花が咲く散策路の水元さくら堤がのびています。メインゲートの手前を左に曲がり、さくら堤を北へ進むと、現在は歩行者用と自転車用の小道のかたわらを、キバナコスモスが鮮やかに彩っています。

水元さくら堤に沿ってキバナコスモスが咲く
水元さくら堤に沿ってキバナコスモスが咲く

太陽のような色合いの花がずらりと並ぶ小道は、散歩やサイクリングの楽しみを倍増されてくれます。
さくら堤の東には「青年の家跡地」の広場があり、こちらではサルスベリの花が見頃。背の高い木にピンク色の花がびっしりと咲く様子は、キバナコスモスにも負けない華やかさです。

キバナコスモスが続く散策路
キバナコスモスが続く散策路

「青年の家跡地」に並ぶサルスベリの木々
「青年の家跡地」に並ぶサルスベリの木々

カラフルな花は、猛暑で疲れた心に活力を与えてくれます。この先は台風の影響が気になるところですが、お天気が安定したら、水元公園にキバナコスモスの群生を見に行くのはいかがでしょうか。癒されます。

名称: 都立水元公園
所在地: 東京都葛飾区水元公園
開園時間: 常時開園
入園料: 無料
アクセス: JR金町駅から京成バス 戸ヶ崎操車場行き(金61)または西水元三丁目行き(金62)で「水元公園」下車、徒歩約7分/JR金町駅から「水元公園循環バス(金63)」で「ポプラ並木」下車 徒歩約1分(土・日・祝のみ運行/運行期間3月1日~11月30日)
水元公園HP: https://www.tokyo-park.or.jp/park/mizumoto/

ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

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