【周南市】昭和28年創業の数少ない銭湯「文化湯」。設備老朽化の困難を乗り越え2月6日営業再開。
今回は周南市にある「文化湯」さんのご紹介です。
皆様は文化湯さん、利用された経験がありますか?
実は筆者。まだ利用したことがありません。
でも、最近地元メディアで取り上げられていることが多く、気になる場所の一つになっていました。
その文化湯さんが2023年1月12日より設備老朽化による故障が原因で、しばらく銭湯をお休みされているそうなのです。
公式SNSには「ボイラーをまるごと入れ替えるかなり多大な設備投資となるため、正直閉業も検討しましたが皆様から愛され続ける銭湯を続ける決断をしました。」とありました。
これを拝見して感じるものがあり、それからSNSをチェックするようになった筆者。
そして、2月3日のSNS投稿で営業再開の目途が立ったことを知りました。
現在は銭湯利用は出来ないものの、クッキー、マフィン、ブルーベリーのお店については営業されている…とのことで、2月4日お店に向かってみることに…。
文化湯さんに到着すると、建物には足場が組まれているものの、小窓には美味しそうなお菓子…!
そして、石鹸やタオルなどのグッズも販売されていましたよ。
更に、うれしいお知らせもありました!
貼り紙の内容を読むと、2023年2月6日に銭湯を再開される旨が記載されていました。
故障が判明した当初は、もっと長い期間の休業になると思っていたので、安心された方も多いのではないでしょうか。
お話しを伺うと、文化湯さんで使用していた重油のバーナーが1つだけ新潟県長岡市で見つかったそうなのです。
ガスなどを使うバーナーは重油と比較するとかなりランニングコストが高いそうなので、1台だけ見つかったというバーナーは心強い存在となりそうです。
それにしても、このタイミングで重油のバーナーが遠く離れた場所で1台だけ見つかるなんて、すごいですね。
銭湯を続けられる決断をした文化湯さん。SNSに寄せられた応援の声。
みんながうれしい営業再開となり、よかったです!
周南市内ではとても貴重な存在となった銭湯。しかも、文化湯さんは創業昭和28年と、とても歴史がある銭湯です。
そして、それだけではなく、銭湯で全国初というナノバブルを取り入れられていたり、地元の井戸水を使用されていたりと、自宅とは違う入浴タイムを満喫できるんですよ。
また、お菓子やグッズ販売など、銭湯では珍しいと感じる新しい取り組みもされています。
どんどんと変わっていく周南市。
徳山駅前は数年前と比較すると、大分景色が変わりました。オシャレになった街の風景が馴染んできて、昔の風景はかすれていきそうです。
そんな周南市内で昭和のかおりが残る昔ながらの場所。
色んなものが変わっていっても、こんな風に懐かしさが残る場所があるのは、ほっと安らぎませんか?
設備老朽化という困難を乗り越えて営業を再開された文化湯さん。
気になる方は、ぜひ足を運んでみてはいかがですか? 筆者のようにお菓子を買うだけでも利用出来ますよ。