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【伊勢市】まるでサルか人間の顔? 宮川堤沿いの「松井孫右衛門社」で珍しい樹木を発見

haruharu地域情報発信ライター(伊勢市、鳥羽市、度会郡)

宮川堤の南側で中島2丁目の「松井孫右衛門社」。江戸時代、宮川堤は洪水で何度も決壊して、川沿いの町では家屋が流失するなどの損害が生じていました。松井孫右衛門社は田畑や家屋を守ろうと、人柱になった中島町の松井孫右衛門を祭ります。社の周辺は車が通らず、地域の人がウオーキングをしたり、サイクリングをしたり。先日、お参りをしようと立ち寄った際、鳥居の近くで珍しい樹木を発見しました。

入り口の大鳥居です。社まで参道を歩きます。

参道を進み、社に近づきました。珍しい樹木は鳥居の右側にあります。

サル?か人間?が樹木の間から顔を出しているように見えます。目が2つに口が1つ。自然現象とはいえ、このような形になるのは不思議です。

珍しい樹木の近くに「松井孫右衛門人柱堤」の石柱が。とすると、あの顔は松井孫右衛門???。松井孫右衛門が今も、宮川の氾濫から町を守っているのかもしれません。そう考えるとありがたく、手を合わせて拝みました。

南海トラフ地震や台風、津波など、大災害がいつ起こるか分からない昨今。町を守るために自らの命を犠牲にしたと伝わる「松井孫右衛門社」を一度、参拝してみませんか。

  • 「松井孫右衛門社」
  • 住所:伊勢市中島2丁目28
  • 駐車場:あり(大鳥居近く)
地域情報発信ライター(伊勢市、鳥羽市、度会郡)

生まれも育ちも伊勢市。グルメ情報や個性的な店、イベント、新スポットなどの魅力を発信します。2024年9月地域クリエーターМVA受賞。担当地域は伊勢市、鳥羽市、度会郡。

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