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【上田市】晴れたらもちろん雨でも行きたい!駅から歩ける極楽浄土

もりのりこ地域移住系ライター(上田市・東御市・小諸市)

信濃国分寺のハスの花が見ごろを迎えています。朝に開き、昼には閉じてしまうハスの花。取材当日はあいにくの雨でしたが、午後には花が閉じてしまうので、レインウェア姿で出かけました。

そこで出会えたのは、雨の日にしか見られない美しい光景!

今回は、雨の日にも訪れたいスポットをご紹介します。

・蓮池の様子

傘をさして鑑賞をたのしむひとたち 撮影日:7月12日午前
傘をさして鑑賞をたのしむひとたち 撮影日:7月12日午前

ボランティアの人々が春から秋まで草取りなどの整備をされている
ボランティアの人々が春から秋まで草取りなどの整備をされている

仏教では極楽に咲くとされるハスの花
仏教では極楽に咲くとされるハスの花

しなの鉄道「信濃国分寺駅」から徒歩約5分。信濃国分寺本殿の裏手にある蓮池には、雨の中でも多くの人々が訪れていました。

柔らかなピンク色の花の中に、青みがかった白い花も混じっています。泥の中から美しい花を咲かせる姿は清らかで心打たれるものがあります。

・撮影のコツ

咲き乱れる花に目を奪われて撮影に手間取っていると、「まず主役を決めて、いろんな角度から撮ってごらん」と声をかけてもらいました。

雨の日対策バッチリ!で撮影をされる安曇野のTさん ありがとうございました 
雨の日対策バッチリ!で撮影をされる安曇野のTさん ありがとうございました 

大きなカメラを抱えたその男性は、ハスの花を撮影するために安曇野から訪れたそうです。

たくさん咲いていて焦点がさだまらない!
たくさん咲いていて焦点がさだまらない!

主役を決めて、ネコの目線で下から撮影
主役を決めて、ネコの目線で下から撮影

雨の日はしずくが光を反射して、美しい写真が撮れます。ネコになった気分で下から、鳥になった気分で上から…いろいろな視点から撮影を楽しみました。

・それぞれの楽しみ方

千曲から来た女性3人組は「これほど大きい蓮池を見るのは初めて」と感激していました。

参拝客によろこんでもらえるよう地元ボランティの方が丹精込めて育てたハス
参拝客によろこんでもらえるよう地元ボランティの方が丹精込めて育てたハス

カエルさんがここにいるよ!興味津々の男の子
カエルさんがここにいるよ!興味津々の男の子

一方、お母さんと一緒に池のカエルを探す小さなお子さんも見かけました。

皆、それぞれ思い思いに雨の日を楽しんでいました。

・ハスの豆知識

ハチの巣のようにみえる花托 ツブツブした見た目が苦手です・・
ハチの巣のようにみえる花托 ツブツブした見た目が苦手です・・

レンコンとして食べられるのはハスの根。また、花弁が落ちた後の花托から取れるハスの実は、生食、塩ゆで、乾燥などさまざまな方法で楽しむことができます。

ベトナムの食堂 撮影場所:ホーチミン
ベトナムの食堂 撮影場所:ホーチミン

ベトナム料理でおなじみのロータスティーは、カフェインレスで美容とダイエットにも効果があると言われています。

次の土日はハスの開花に合わせてイベントが開かれロータスティーもふるまわれるそうです。

ハスのフェスタin信濃国分寺
7月13日(土)~14(日)
9:00~16:30頃まで

蓮池へは本堂裏の駐車場が便利です
蓮池へは本堂裏の駐車場が便利です

・さいごに

ハスの花は8月のお盆頃まで見ることができます。晴れの日はもちろん、雨の日でも見ごたえのあるハス。花を楽しむなら、ぜひ早朝に訪れてみてください。

信濃国分寺
住所:長野県上田市国分1049
・電車でのアクセス
しなの鉄道「信濃国分寺駅」下車、徒歩5分
・車でのアクセス
上信越自動車道「上田菅平IC」より車15分

地域移住系ライター(上田市・東御市・小諸市)

東京・渋谷出身。22年12月から長野に拠点を移してあちこち巡るヒトとなる。 豊かな自然、伝統とあたらしさ、独特のカルチャーに惹かれ、日々過ごしています。 ヨソから来たからこそ発見できる地域の魅力。 ほんとうに伝えたいことだけをていねいに記事にします。

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