愛犬にさくらんぼを与えても大丈夫?犬はさくらんぼを食べてもいいの?
5月頃〜7月頃までの期間に旬を迎えるさくらんぼ。
犬にも与えてもいいのか、さくらんぼを買ってきた人は気になりますね。
犬にさくらんぼを与えても大丈夫です。
犬にさくらんぼを与える場合は、種は与えないように注意してください。
わんちゃんへのさくらんぼの与え方や注意点
犬にさくらんぼを与える際の注意点などについてご紹介します。
- 成熟したさくらんぼを与える
- さくらんぼの種や茎などは与えない
- さくらんぼの加工品は与えない
- アレルギーに注意する
成熟したさくらんぼを与える
犬に成熟していないさくらんぼを与えるのは避けましょう。
さくらんぼの種や成熟していないさくらんぼには「アミグダリン」という成分が含まれているからです。
「アミグダリン」には、犬の中毒症状を引き起こす成分が含まれています。
犬にさくらんぼを与える場合は、成熟したものを与えるようにしてください。
さくらんぼの種や茎などは与えない
犬にさくらんぼの種や茎、葉、花の部分は与えないようにしましょう。
さくらんぼの種は、胃の中で消化されずに腸を詰まらせてしまう可能性があります。
また、さくらんぼの種や茎、葉、花には犬にとって有害な成分が含まれています。
葉や花を犬に与えてしまうことは少ないと思いますが、種や茎は注意が必要です。
さくらんぼの加工品は与えない
さくらんぼの加工品には糖分が過剰に含まれている場合があります。
糖分の過剰摂取は肥満の原因となるため、犬に与えないようにしましょう。
また、さくらんぼの加工品の中には、犬が食べてはいけないものが含まれている可能性があります。
アレルギーに注意する
犬によってはさくらんぼに食物アレルギーを持つ場合があります。
さくらんぼを犬に初めて与える場合は、少量から与えるようにしましょう。
犬が痒がる仕草を見せたり、下痢や嘔吐などの症状が見られる場合は、食物アレルギーを引き起こしている可能性があります。
わんちゃんがさくらんぼの種を食べてしまった場合の対処法
犬にさくらんぼを与える時に、不注意で種を取り除かずに与えてしまったという場合もあると思います。
さくらんぼの種には、犬にとって有害な成分の「アミグダリン」が含まれています。
とはいえ、さくらんぼの種に含まれる「アミグダリン」の量は少量です。
数粒程度食べただけでは、問題ないとされています。
種を取り除かない状態のさくらんぼを大量に与えてしまった場合は、動物病院に相談しましょう。
さくらんぼはわんちゃんに与えてOK
成熟したさくらんぼの実と皮は犬に与えても大丈夫です。
種や茎、葉っぱなどは犬に有害な成分が含まれているため、与えてはいけません。
犬にさくらんぼを与える際には、種の取り忘れなどに注意してください。