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【宮城県 東松島市】広がる黄色の世界を体感!2023年紅葉見納めおすすめスポット [大塩地区]

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

12月に入りテレビや新聞を見ていても「紅葉」の声や文字を見かけることはグッと少なくなった。しかしながら周辺地域を散策してみると、案外まだ自然がつくりだす色の世界を体感できる場所は残っているものだ。
この記事では、今年(2023年)の紅葉見納めにおすすめの場所をご紹介していこう!(※記事は11月29日時点の内容です)

宮城県東松島市の大塩地区にある「新山神社(にいやまじんじゃ)」には、大きな銀杏(いちょう)や紅葉(もみじ)の木々が生育していて、神社の雅な雰囲気と相まってとても美しい紅葉の世界を体感できる場所だ。同神社は、鳥居に設置されている「茅の輪(ちのわ)」が目印!
加えて、紅葉以外にも本殿の敷地内には宮城県の天然記念物に指定されている御神木(ごしんぼく)の杉の木があり、それも見どころの一つ。サイズは高さ30メートル・木の幹回り5.6メートルという圧倒的な存在感で、離れて眺めてみても現実の世界とはかけ離れたサイズ感に目を見開いてしまうほどだ。・・息を呑むという言葉の方が似合うかもしれない!訪れた際にはぜひ。

鳥居の内側へ入ると、目の前には大きな紅葉の木がアーチをつくって出迎えてくれる。『もう紅葉はそろそろ終わりよ〜!』そんな紅葉(もみじ)の声が上から聞こえてきそうな雰囲気。

撮影時には目一杯の濃い赤に色づいた紅葉(もみじ)の葉っぱが広がり、まだ美しい日本の秋をしっかりと体感できる。そして奥には銀杏の木がつくり出した「黄色の絨毯」が敷かれ、そこから上へと伸びる階段がまるでファンタジーの世界のようなのだ。

先へ少し進むと、黄色の絨毯の主である銀杏の木が登場。銀杏は、黄色に衣替えした洋服を脱ぎ捨て、一面を眩しい黄色に変えたと同時に少し寒そうな状態!枝をよくみると・・わずかに数枚単位の葉っぱが、しがみついているのがわかる。12月上旬には全部の葉が落ちて、いよいよ冬の準備に入りそうだ。

なお、銀杏の木のたもと周辺には苔がむしている箇所がいくつかあり、落ち葉と重なり少し滑りやすくなっているため、訪れた際には足元に注意しながらゆっくりと進もう!

銀杏の木の黄色の絨毯から伸びる階段を登っていくと、立派な門が見えてくる。その門からチラリと覗く紅葉景色が見事であり、全体を眺めるのとは違った良さがあるので、ここもおすすめのポイント。

入口付近の紅葉(もみじ)の濃い赤色とはちょっと違っていて、明るい橙色と黄色が混ざっている色合い。やや暗めの門の合間から見えると、その良さが更に際立って見えるのだ。なんだか、テレビCMのような雰囲気。
行先の世界は一体どんな景色が待ち構えているのだろうか?ここでは、その先はあえてお楽しみとして伏せておこう。みなさま、ぜひ現地で素敵な時間を体感してみよう!

今回は、今年の紅葉見納めのおすすめスポットとして、宮城県東松島市の大塩地区にある「新山神社(にいやまじんじゃ)」をご紹介してきた。日々紅葉の状況は変化をしていくため気になった方は、是非すっかり葉っぱが落ちる前に行ってみよう!(※記事内の写真は2023年11月29日に撮影)素敵な世界を体感できるぞ。

名称:新山神社(にいやまじんじゃ)
住所:宮城県東松島市大塩字中沢上59

フリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

Molly Chiba|日本出身|2022年2月からフリーランスのライターとして独立。日本と英国を拠点に活動中。日本国内の地域ニュースやコラムのほかに、日・英のサッカーに関するコラムを『Football Tribe Japan』に執筆中。2024年8月の「地域クリエイターMVA(Most Valuable Article)」を受賞。珈琲と自然と動物が好きです。

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