【京都市】左京区 『賀茂波爾神社』では京都高野の隠れた名水「波爾井清水」をいただくことができる!
「八大神社」や、「詩仙堂」「狸谷山不動院」など史跡の多いの一乗寺地域。
過去関連記事をご参照ください→
『八大神社』は「宮本武蔵」が「一乗寺下り松の戦」の前に立ち寄った神社!
高野川の河畔を自転車で走っていると、世界遺産「下鴨神社(賀茂御祖神社)」の摂社である「官幣大社賀茂御祖神社攝社 賀茂波爾神社」と刻まれた立派な石柱が見えてきました。
旧田中村(高野)の産土神だったそうです。
創建の詳細は不明ですが、901年以前(平安時代)には祀られていました。
通称『赤の宮』で知られているため、ご近所で『賀茂波爾神社』と言ってもたぶん通じませんよ、神社の方に言われました。
祭神は「波爾安日子神(はにやすひこのかみ)」と「波爾安日女神(はにやすひめのかみ)」が祀られています。
天照大神の弟神で大地を守護しており、万物の生成発展・殖産興・方除け・火災・災難・疫病・厄除けなどの御利益があります。
境内には、本殿の右手に波爾井という湧き水があります。
ご神水をいただくためにペットボトルを持った人が数名いらっしゃいました。
京都でも有名な清水です。
「権九郎稲荷社(ごんくろういなりしゃ)」もあり、朱色の鳥居があったことから通称が付けられたのでは、との話を聞きました。
伏見稲荷から「赤の宮稲荷」が「賀茂波爾神社」に呼ばれて、小さな稲荷社が設置されました。
京都屈指の御神水をいただける「赤の宮稲荷」で体の中から厄除けできるのが嬉しいですね。
「賀茂波爾神社(かもはにじんじゃ)」
住所:〒606-8105 京都府京都市左京区高野上竹屋町36