スタバ「アイスコーヒー・コールドブリュー・アメリカーノ」の違いをプロがわかりやすく徹底解説!
年間200種類、1,000杯以上のコーヒーを飲み、スタバ歴20年以上のコーヒーソムリエKazuです。
夏になると、冷たいドリンクをオーダーする方も多いと思います。しかし、スターバックスコーヒーでは「アイス・ドリップコーヒー」「コールドブリュー」「カフェ アメリカーノ」など、ミルクが入っていないコーヒーにもいろいろなメニューがあり、違いがわからない方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、スターバックス「アイスコーヒー」「コールドブリュー」「カフェ アメリカーノ」の違いを徹底解説いたします。
スターバックス「アイス・ドリップコーヒー」とは?
スタバのアイスコーヒーは、ドリップ式で抽出したコーヒーを指します。
ドリップコーヒーとは、コーヒー豆を中挽き〜中細挽きに挽いたコーヒー粉にお湯を注ぎ、フィルターを通して抽出したものです。
主にハンドドリップやコーヒーメーカー、業務用のものなどで抽出します。
ドリップコーヒーの仕組み(ハンドドリップの例)
はじめにコーヒー粉から炭酸ガスを抜く工程(蒸らし)が大切です。最初にガスを抜くことで、お湯の通りを良くし、コーヒーの成分をしっかり抽出する重要な工程になります。
ドリップコーヒーは、時間の経過によって、抽出される成分が異なり、はじめの方に抽出されたコーヒーは濃度が高く、後半に抽出されたコーヒーは濃度が低くなっています。
アイスコーヒーにおすすめのコーヒー豆
「季節限定・アイスコーヒー ブレンド」
コーヒー豆:ブレンド
生産地:ラテンアメリカ
加工方法:水洗式
相性のよいフレーバー:レモン、オレンジ、ナッツ
酸味:MEDIUM
コク:MEDIUM
ローストレベルは中間の「MEDIUM(ミディアム)ロースト」です。
250g:1,650円(税込)※100gから購入可能。
やわらかな苦味とシトラス感のあるフルーティな味わいが印象的。ホットに比べ、心地よい酸味が口いっぱいに広がります。
全体的にはスッキリしたゴクゴクと飲みやすいアイスコーヒーに仕上がっています。
(コーヒーソムリエ5つ星評価)
酸味:★★★
苦味:★★
コク:★★
甘味:★★★
スターバックス「コールドブリューコーヒー」とは?
コールドブリューコーヒーとは、冷水や常温水でじっくりと時間をかけて抽出するコーヒーです。抽出時間は14時間という記事も見かけましたが、実際は、8時間というメーカーもあれば、12時間など、各メーカーや抽出器具によっても異なります。
また、エアロプレスというコーヒー器具であれば、2分程度で水出しコーヒーを抽出することもできるのです。
低温抽出という観点からは「コールドブリュー」「ダッチコーヒー」「水出しコーヒー」も同じ意味合いになります。
水出しコーヒーの水温は?
水出しコーヒーの水温は、おおよそ20〜40度程度が適していますが、さまざまな意見もあり、どの水温がベストとは言い切れません。しかし、おおよその目安を知っておくと、試す際の基準として参考になるかと思います。
水出しコーヒーの味わい
お湯で抽出したコーヒーと比較すると、苦味が少なく、ほんのり甘味のあるスッキリと飲みやすいコーヒーに仕上がります。
水出しコーヒーは、コーヒーの苦味が得意ではない方にもゴクゴクと飲みやすく、クリアな味わいを楽しめます。
また、熱による化学変化が起こらないため、酸化がしにくいという側面もあります。
スターバックス「カフェアメリカーノ」とは?
アメリカーノとは、エスプレッソに熱いお湯を注いだコーヒーです。エスプレッソとは、極細挽きのパウダー状となったコーヒー粉に圧力をかけ、一気に抽出したものです。
そこにお湯を注ぐと「アメリカーノ」が完成します。アイスコーヒーとの違いは、ドリップ式かエスプレッソ式の違います。アイスアメリカーノの場合は、氷水をたっぷり入れたグラスにエスプレッソを注ぐだけで完成です。
エスプレッソは、専用のマシンを使って高い圧力をかけて抽出する方法と「マキネッタ」という直火式エスプレッソメーカーで抽出する方法などがあります。
スターバックスの「エスプレッソロースト」
スターバックスのエスプレッソビバレッジには、エスプレッソローストやブロンドエスプレッソのコーヒー豆が使用されています。
参考サイト
スターバックスコーヒージャパン公式サイト
上記の記事を参考にしながら、コーヒーライフの第一歩につながれば幸いです。
※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や販売終了の可能性もございます。
※記事内容は個人の見解を含みます。
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