【大津市】おにぎり食堂のこども塾に密着!参加費無料でおにぎりの提供もあり自由な雰囲気でパソコン学習を
こんにちは、Sariです!今回は素敵な取り組みのご紹介です。
大津市長等にある「野洲のおっさんおにぎり食堂」2階で、毎週木曜日の夕方に
「こども塾」が開催されています。参加費は無料です。
「野洲のおっさんおにぎり食堂」は2019年10月にオープンした行列のできる人気のお店。東京の超人気おにぎり店「ぼんご」さんで修行した、関西唯一の弟子が握るおにぎり専門店です。
[以前取材した時の記事はこちら]
【大津市】SDGsにも取り組むふわふわ絶品おにぎりの店の人気の秘密に迫った
そんな「野洲のおっさんおにぎり食堂」さんは、社会貢献にも積極的に取り組んでおられます。びわ湖放送で「野洲のおっさん」がゴミを拾いながら琵琶湖をまわる番組は見たことがある方も多いかもしれません。
「野洲のおっさんおにぎり食堂」さんは他にもおにぎりの病院への差し入れや、労働条件の改善などのSDGsに取り組んでおられ、その一環として、お店の2階で毎週木曜日に開いている「こども塾」があります。
SDGsとは・・・
Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略で、
2015年に国連で採択された17の目標(Goal)から成る国際的な計画のこと。
2030年までに貧困、飢餓、教育の普及など、世界の持続可能な発展を促進することを目指している。
Goal4に「質の高い教育をみんなに」という目標が掲げられている。
対象は今のところ小学生で、事前予約などは不要。来たいと思った時に来られるスタイルをとっておられます。
子ども塾特製のチャーハンおにぎりや、お菓子なども無償提供され、参加する子どもは自由に食べることができます。
勉強は、小学校の教科書に準拠したパソコン学習システム「天神」を使います。
「天神」の販売メーカー「株式会社タオ」の協力で、無償提供が実現しています。
パソコンの画面を見せていただきました。教科書の目次と同じ作りになっています。
このように1つの単元につき問題を何回か解いて、正解が多ければ次のレベルに進み、間違いが多ければもう少し前のレベルに戻るというシステムになっています。
1人1人の理解度に合わせて勉強を進めることができる仕組みです。
こども塾の理念を教えていただきました。
【野洲のおっさん「子ども塾」の理念】
①少しずつ、かしこく、つよく、やさしくなる塾です。
②いつもゴキゲンでいます。
スタッフの方は子どもの自主性を尊重し、無理に勉強をさせようとはされていませんでした。「お菓子を食べてゆっくりしてもいいし、好きなことをすればいいよ」
と声をかけておられて、そのスタンスが良いなと思いました。
子ども達は自主的にパソコンの前に座り、勉強をしていました。
子どもに合わせた成長や学習のサポートをする「野洲のおっさんおにぎり食堂」の「こども塾」。賢くなるだけでなく、いつもゴキゲンで強く、優しくなれるように・・・そのスタンスが素敵だなと思いました。
以下に情報を載せます。興味がある方は見学も受け付けておられるので気軽に訪れてみてください。
野洲のおっさんおにぎり食堂こども塾
[日時]毎週木曜日 16:30~18:00
[場所]野洲のおっさんおにぎり食堂2階(大津市長等2丁目3-40)
[対象]小学生
[参加費]無料
[事前予約]不要