【異例!】台風通過後の大雨特別警報発表!(沖縄)
【台風離れたのに・・なぜ大雨特別警報?】
9日午前、沖縄本島地方に”再び大雨特別警報”が発表されました。
沖縄本島地方は前日8日、台風による”大雨・暴風・高波・高潮”の4種類の特別警報が出ていました。台風の暴風域が抜けて4つの特別警報が解除され、5時間後に再び”大雨特別警報”が発表されました。
【特別警報の種類が違う】
■台風等を要因とする特別警報→”大雨・暴風・高波・高潮”特別警報(地域によって暴風雪も)
■雨を要因とする特別警報→”大雨”特別警報
台風が遠ざかりつつある沖縄に特別警報が発表されたのは午前7時半頃。沖縄の公立学校は2日連続の臨時休校となりました。
沖縄には台風のしっぽの雨雲がかかり記録的な大雨に。”数十年に一度”の大雨の特別警報の基準を満たした為、再び特別警報が発表されました。(沖縄本島1時間で96.5ミリ、3時間で150ミリからおよそ200ミリなど各地で過去最大の雨量を観測)
沖縄県民は初めて経験する特別警報が2度も発表され、外出していた人は慌てて自宅に引き返すなど混乱が見られました。
【大雨のピークが過ぎても】
まとまった雨雲が抜けても土砂災害などの危険が高まる場合には特別警報が継続されます。地盤の緩んでいる地域は土砂災害に警戒が必要です。
【台風は10日九州に上陸の恐れ】
台風8号は10日の朝九州に上陸する恐れがあります。
10日夕方に四国沖、11日午後にかけて近畿から東海、関東地方と日本列島を縦断する恐れがあります。大雨・暴風・高波に警戒が必要です。また、梅雨前線の影響で9日は新潟県で大雨となりました。10日は北日本で大雨に警戒が必要です。