子供が欲しいクリスマスプレゼント、トップはゲームソフト
子供にとってはビッグなプレゼントを得られる機会のクリスマスが間もなくやってくる。子供はどのようなプレゼントを望んでいるのだろうか。バンダイナムコが2022年11月に発表した調査「クリスマスプレゼントに関する調査」(※)の結果報告書から確認する。
子供がクリスマスプレゼントに欲しいものを尋ねたところ、トップについたのは「ゲームソフト」だった。20.2%がクリスマスにはゲームソフトを欲しいと答えている。
次いで多いのは「車玩具」で7.7%、「ぬいぐるみ」が6.6%で続く。
他方、保護者側から実際にもらうクリスマスプレゼント(報告書には説明がないので断定できないが、昨年もらったものか、あるいは今年プレゼントする予定のものだろう)のトップも「ゲームソフト」だった。回答値は19.3%と、クリスマスプレゼントに「ゲームソフト」が欲しいと考えている子供の値とほぼ同じとなっている。続く内容も「車玩具」「ぬいぐるみ」で、奇しくも子供が欲しいもののラインアップと同じ。回答値もおおよそ同じで、報告書の解説にある通り「子供は欲しいプレゼントのお願いがかなっているようす」ではある。
一方で保護者側が子供に贈りたいクリスマスプレゼントを尋ねたところ、トップには「知育系アイテム」(ブロック・積み木・パズル、本、サイエンス玩具、プログラミング玩具の合計)がついた。
保護者の本音としては、ゲームソフトや車玩具よりは、知育・教育にプラスとなるようなものをクリスマスプレゼントとして贈りたいようではある。しかし子供の希望を重視するため、ゲームソフトを選択する保護者が多いのだろう(子供がもらうクリスマスプレゼントの上位に「知育系アイテム」は入っていない)。
実際、グラフ化は略するが報告書によれば、保護者がクリスマスプレゼントを選ぶ際のルール・ポイントの最上位には「子供の好きや希望を重視する」がついている。「年齢相応の価格帯」「長く遊べそう」が続き、「知育・教育によさそう」はそれに続く程度。保護者側の思惑を押し付けるだけでは、子供も喜ばないとの考えがあるのかもしれない。
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※クリスマスプレゼントに関する調査
2022年11月4日から6日にかけて、3~12歳の子供のいる男女(25~59歳)のうち、子供にクリスマスプレゼントを購入する予定があり、プレゼントの選定に関与する予定がある保護者に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は600人。子供の回答内容については保護者が子供と一緒に回答している。
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