【苫小牧市】創業約1世紀の老舗、酒店「締二 福士商店」が惜しまれつつも閉店しました。
錦町2丁目、一条通沿いにある酒店、「締二 福士商店」。
創業は1928年、約1世紀にわたり営業していたお店です。
全国各地の美味しい銘酒、特に日本酒の品揃えが多い印象で、福士商店に行かないと購入できない珍しいお酒もありました。
お酒を探す時はまず「福士さんに行ってみよう」と家族が言っていたのが思い出されます。
そんな福士商店ですが、今回残念なお知らせを目にしました。
2023年9月30日(土)夕方、お店の前に行ってみると見慣れない貼り紙がありました。
2023年9月30日(土)をもって閉店すること、今までの感謝を伝える貼り紙がありました。
お店のInstagramは9月30日(土)まで閉店をお知らせする投稿があったのですが、10月1日(日)にはすでに閉鎖されており、Googleマップもすでに「閉業」と書かれてあります。
1928年の創業から95年、当たり前の様に存在し、長きにわたり苫小牧を見守ってくれていた愛称「福士さん」がなくなってしまうとなると、寂しさもひとしおです。
この看板も、近いうちに見られなくなってしまうのでしょうか。
最近は「酒屋さん」「米屋さん」「文房具やさん」などの「〇〇屋さん」と呼ばれるお店が減少していますね。
時代の流れをまた感じさせられる福士商店の閉店。跡地がどうなるのかも気になりますが、中心部全体の活性化もまた考えていかなければいけない課題ですね。
店舗情報
■店舗名:締二 福士商店
■住所:〒053-0023 北海道苫小牧市錦町2丁目2−6
■創業:1928年(昭和3年)