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実は続きがある日本の言葉9選

こんにちは、えらせんです。
今回は「実は続きがある日本の言葉」をテーマにお話しします。普段耳にすることわざや表現には、実は続きがあるものがたくさんあります。知っているようで知らなかった日本の言葉の奥深さを、ここで一緒に学んでみましょう。

1.桃栗三年柿八年 → 柚子の大馬鹿十八年

「桃栗三年柿八年」は「物事にはそれぞれ時間がかかる」という意味でよく知られていますが、その続きは「柚子の大馬鹿十八年」。柚子のように成長にさらに時間が必要なものもあるという教えです。この言葉は、焦らずじっくり待つ大切さを教えてくれます。

2.子供は風の子 → 大人は火の子

「子供は風の子」とは、寒い日でも元気に外で遊ぶ子供たちの姿を指します。そしてその続き「大人は火の子」は、暖炉や火鉢のそばで過ごす大人を表現しています。大人になると暖を取る生活に変わるという、ほのぼのとした対比ですね。

3.井の中の蛙大海を知らず → されど空の青さを知る

「井の中の蛙大海を知らず」とは「狭い世界しか知らない」という意味ですが、続きの「されど空の青さを知る」は、限られた環境の中でも広い視野を持つことの重要性を示しています。狭い世界にいても、そこにはその世界なりの気づきがあるという前向きな言葉です。

4.百も承知 → 二百も合点

「百も承知」は「十分理解している」という意味で使われますが、続きの「二百も合点」はさらに強調した表現。「完全に納得している」という意味が含まれています。相手にしっかり理解していることを伝えたい時に使える言葉です。

5.一富士二鷹三茄子 → 四扇五煙草六座頭

初夢で縁起が良いとされる「一富士二鷹三茄子」に続きがあるのを知ってましたか?「四扇五煙草六座頭」は、江戸時代の文化を反映しており、当時の人々にとっての縁起物を表しています。座頭(ざとう)は盲目の琵琶法師を指します。

6.少年よ大志を抱け → この老人のように

クラーク博士の「少年よ大志を抱け」は有名ですが、その続き「この老人のように」はあまり知られていません。人生を大きく捉え、大志を持ち続けることを伝える言葉です。夢を持つことの大切さを感じられる一言ですね。

7.根掘り葉掘り → ごぼうの根まで

「根掘り葉掘り」とは「しつこく聞く」という意味ですが、その続きの「ごぼうの根まで」は、さらに深く追求する様子を強調しています。徹底的に調べたり尋ねたりすることを、ユーモアを交えて表現した言葉です。

8.ちちんぷいぷい → 御世の御宝

おまじないの「ちちんぷいぷい」にも続きがあり、「御世の御宝(ごよのおんたから)」と言います。これは元々、病気やけがの回復を祈る際に唱えられるフレーズで、意味のない呪文のように思われがちな言葉に、実は深い願いが込められていることがわかります。

9.安全第一 → 品質第二、生産第三

「安全第一」はよく耳にしますが、「品質第二、生産第三」と続き、安全を最優先する姿勢が仕事や製造業において基本であることを強調しています。何よりも安全を重視する考え方がよく表れていますね。

まとめ

どうでしたか?こうした言葉を知ると、日常の会話が少し豊かになり、知識の幅が広がります。ぜひ周りの人にも教えてみてくださいね!

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「世界をポジティブにする」をモットーに発信中。恋愛、人間関係、お金、全ての土台は思考法。コミュニケーション術や、心理学などを中心に執筆していきます。海辺でご飯を食べるのが好き。著書「一生使える言い換え言葉(ワニブックス)」

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