三宮で行われている建設現場の横を通ると時折その建物や地域の歴史などを振り返りをまとめたパネルが防護壁や柵に設置されていることがあります。これがとてもわかりやすくまとめられていて歴史を知るのに重宝ものなのです。そのいくつかを紹介しましょう。

ポートタワーの歴史がわかる振り返りパネル

まずは現在建設中のポートタワー。ポートタワー横にある歩道橋に設置された柵にポートタワーの歴史をまとめた幕がつけられています。

ここにはポートタワーができるまでの歴史が写真とともにまとめられています。ポートタワーより以前に建っていた神戸タワーとのツーショット写真なども網羅。神戸港の推移もわかり時間の流れを追って眺めるとよりポートタワーへの興味がより増すことでしょう。
ただし、ポートタワーは来月には完成しリニューアルオープンする予定。このパネルがつけられている柵が取り外される前に見ておきたいですね。

旧居留地の歴史がわる振り返りパネル

もうひとつの振り返りパネルは、旧居留地の江戸町にある建設現場。ここには、旧居留地の歴史がまとめられています。

このパネルでは旧居留地ができた明治初期からの歴史を振り返っています。当時の古写真と現在の写真で比較できるようにもなっていて、その場所のかつての雰囲気が想像しやすくなるように作られている部分は秀逸。このパネルを最後まで見て、そのまま旧居留地の歴史巡りに出発するのも絶対楽しいはず。
せっかく建設現場に設置してくれた振り返りパネル、神戸の街を楽しむのに上手に活用したいものです。