【足立区】開放感のあるホームに使いやすくなったトイレ! 新しくなった「竹ノ塚駅」をまるっとご紹介!
2022年3月、踏切の高架化と同時に新しくなった、東武スカイツリーライン「竹ノ塚駅」の駅舎をまるっとご紹介したいと思います!
新駅舎建設中の仮駅舎の時は、地下に改札があり、東西を抜けるには階段やエレベーターを利用して一度駅舎内を地下に降りて通過するか、踏切を渡るしか方法がありませんでしたが、線路が高架化されたことで1階部分に広い改札ができ、東西を通過できるようになりました。(まだ一部工事中)
そして、昔から「開かずの踏切」と言われていた大踏切はなくなり、整備された車道、歩道が、人々の動きをスムーズにしてくれました。
「カンカンカンカン・・・」という踏切の音が聞けないのは少しだけ寂しい気もしますが、利便性と安全性がグンと上がりました。
駅の改札を入ると、コンコースにはホームへ上る階段が2箇所あり、それぞれエスカレーターが設置されています。
そして、ちょうど駅舎・ホームの真ん中あたりに、定員20人の広いエレベーターが設置されています。
車椅子やベビーカーが4台くらいは入りそうです。エレベーターが狭いと利用者の待ち時間が増えたり、ホームに待つ人が増えてしまったりするので、広いエレベーターの設置はとてもありがたいですね。
ホームに行くと、天井の端から端まで全体にモダンな木組みデザインが採用されており、壁も天井も透明になっているため、開放的で自然な光が入るつくりになっています。
そして、筆者が最も驚いたのは、広々としたスペースに設置されたトイレです!
曲線で仕切られたスペースの真ん中には待合スペースがあり、ガラス窓からは自然の光が差し込む明るい雰囲気です。駅のトイレというと、構内の端の人目に触れづらい場所にあることが多いですが、「竹ノ塚駅」のトイレは、ちょっとした休憩スペースも兼ねており、人々が心地よく過ごせそうな空間になっています。
そして、入って右手には、東武線の電車の形をした「おむつかえコーナー」と「こどもトイレ」が!
こどもが喜びそうなデザインで、男女トイレの一角ではなく、単独で「こどもトイレ」が設置されています。「おむつかえコーナー」の台の下には、使い勝手の良さそうな棚と、ゴミ箱が設置してありました。見た目だけでなく、使う人のことが考えられたつくりになっているのがわかります。
新しくなった「竹ノ塚駅」には、全体的に心地よく利用しやすいつくりになっていました。高架下や駅ビル、駅周辺等は、まだまだ工事が続きます。これからどんどん新しくなる「竹ノ塚駅」周辺が、とても楽しみです。
【施設情報】
東武スカイツリーライン「竹ノ塚駅」
住所:〒121-0822 東京都足立区西竹の塚2丁目1