武蔵小杉に今流行中のペルー料理店 セビーチェだけじゃない「美食の国」のコースは記念日ディナーにも◎
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武蔵小杉を中心に、川崎市内のトレンド&カルチャー情報をほぼ毎日更新しています、俳優のAshです。いつか酒場放浪記のプロデューサーに見つかって、琵琶を弾き歌いながら酒場をめぐる番組に出演するのが夢!(笑)
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法政通りにペルー料理店がオープン
さて、冒頭からオラついていたわけではなく、突然のスペイン語の理由はというと…、本日の話題はこちら!
武蔵小杉の法政通りに7月半ばにオープンしたペルー料理店「REY」についに行くことができました。
この美しい佇まいのファサードに、心が踊らない人がいるでしょうか?
ペルーに旅行に来たような、テーマパークに来たような、法政通りに突然出現する異国情緒!! 期待値マックスです!
基本はコース料理
表にメニューが掲示してありました。
基本的にはランチも、ディナーもコースです。 ペルーは、知られざる美食家の国。最近日本でもかなり話題になっていますが、まさか本格的なペルー料理のコースが武蔵小杉で食べられる日がくるなんて。
店内の様子
こちらは、オープン当初にちょっとご挨拶だけしに伺った時に撮らせていただいた店内の写真。内装も本格的ですよね。
ホールを担当する、オーナーシェフの奥様・ルミさんがとっても笑顔の素敵な方で、すぐに食べに行こうと思って、ランチを友人と予約するも、突然の撮影が入っていけなくなり…。
この時からだいぶ時間が経っての訪問になってしまいました。
ディナーをコースで
だから、というわけではないですが、ランチじゃなくて奮発してディナーのコースにやってきました。
ベラーノ(夏)コース
夜は季節ごとに、ひとつのコースを提供しています。
9月はベラーノ(夏)コース(6,800円)。サービスチャージ300円がかかります。
ペルー産のワインが飲める
ワインリストの写真を撮り忘れてしまいましたが、ペルーのワインが飲めます。
ペルーとチリは国境を接しているのに、チリワインと違ってペルーワインは日本ではなかなか飲めないんですよね。貴重です。
冷菜 ティラディート
鮮魚のティラディートです。 セビーチェじゃないの? と思われる方も多いと思いますが、お魚の形が違うんですよね。 立方体に魚を切るセビーチェよりも、スライスするティラディートは、日本の「お刺身」という感じです。
目に鮮やかで、レモンも香りアンデスの風を感じるんですが、どこか日本を思わせる懐かしい味付け。
これは… 美味しい!
前菜 プルポ・アル・オリーヴォ
続いて来たのは…
わぁぁ!! なんて美しい!!
この「pulpo a lo olivo」は、巻き寿司をイメージしているんだそう。 タコでズッキーニを巻いている? なんという発想でしょうか。
ドットのようにお皿に垂らされたピンクのソースは、紫オリーブのソース。
透明の滴は、なんとイチジクのシロップ。
合わさると絶妙のハーモニーで、蛸の淡白な味を引き立ててくれます。
温菜 アンティクーチョ・デ・コラソン
3品めは「Anticucho de corazón」。ハツの串焼きですね。
お肉が乗っている白い粒は、なんととうもろこし!! とうもろこしはまた後のデザートでも出てくるんですが、ペルーにはとうもろこしが400種類もあるんだそうですよ。
いかにも南米らしい素材を使い、こんなにお洒落に仕上げる温菜。
たまりません!!
メインディッシュ ロモ・シン・サルティアル
そしていよいよ、メインディッシュ。
無塩ロースのステーキです。
こちらのお料理、技法としては「中華」なのだそう。
ペルーは移民の国なので、あらゆる食材、技法、美的感覚が融合して、こんなに美しい料理を作っているのですね。
くわしい説明はルミさんの肉声でぜひ!
ルミさんは説明もお上手で、流れるような接客の妙も途中で垣間見られますので、お時間がある時にぜひご覧ください。
〆 OJIYA デ・ガジーナ
そして、コースメニューを見ながらつい笑ってしまった「〆(シメ)」。
OJIYAですよー! 雌鶏のお・じ・や♪
日本人の胃袋に染み渡る、優しく繊細なお味のおじやです。
この美しくも遊び心あふれるお料理はどんな人が創っているの? と気になっている方も多いのでは?
タイムリーにも、シェフが出て来てくださったので、こちらもぜひご本人の説明をお聞きください。
シェフのハルオさんは、ペルーのルーツを持つ日本人で、ペルーでは和食店、日本ではペルー料理店で修業し、食文化の異なる国での創作料理のあり方を追究してきました。
自分のお店を出すにあたっては、これまでの経験を生かせる場として、まだペルー料理店がない、きっと気に入ってもらえる、と確信した武蔵小杉エリアに照準をしぼって物件を探したのだそう。
なんだかうれしいですね。
私たちも、ハルオさんの磨き抜かれたお料理が地元で食べられるのは、本当にラッキーだと思います。
デザート ムース デ マサモラ
さて、デザートは、ペルーの代表的なスイーツ・MAZAMORRA(マサモラ)です。
ペルーではとうもろこしを煮出してジュースにして、スイーツを作ります。
上には、桃をアルコールをとばしたピスコ(ぶどうの蒸留酒)につけたコンポート。
すごく上品な甘みで、改めて、インカ文明の繁栄を支えたとうもろこしという穀物のポテンシャルを感じる夜になりました。
ほんの2時間ちょっとの滞在でしたが、ペルーに行ったような気分!!
かわさき推しメシにも参加
REYは、現在開催中の「#かわさき推しメシ」にも参加しています。
こちらは、26日までの投票ですが、REYさんのインスタにもあるように、まだ行っていなくても「これ食べてみたい」というお店のメニューに投票ができます。
この記事を見て気になったら、ぜひ推しメシ公式サイトから、REYさんに一票を投じて、時間がある時に推しメニュー食べに行ってみてください。
わたしもこちらはまだいただいていないんですが、絶対美味しいに決まってる!
ハルオさん、ルミさん、お二人の記念すべき大切な初めてのお店の場所に、武蔵小杉を選んでくれてありがとうございました!
この場所からペルーと日本のわくわくするような食文化の融合が次々に生まれてくるのを、これからも楽しみにしています。
REY PERUVIAN CUISINE
住所:川崎市中原区今井南町19-2
電話番号: 044-281-4799
営業時間:ランチ=12時〜14時30分、ディナー=18時〜23時
定休日:月曜日
公式サイト:REY PERUVIAN CUISINE
公式インスタグラム:reyperuviancuisine
アクセス:東急武蔵小杉駅南改札より徒歩7分