【高知市】和の森 わんぱーくこうち?ネーミングライツの取り組みで公共施設に愛称がつきました!
皆さんは「ネーミングライツ」という取り組みをご存知ですか?「ネーミングライツ」とは、簡単にいうと命名権のこと。企業やブランドが施設に名前をつける権利を買うと、施設名に企業名やブランド名を入れることができるというものです。
自治体が運営する施設はイベントなどで多くの人が集まるので宣伝効果が大きく、命名権を買った企業にはとてもメリットがある取り組みです。自治体には施設の維持がしやすくなるというメリットがあります。自治体の努力だけで維持するのが厳しくても、「ネーミングライツ」を使って企業と契約を結べば、コストの削減に繋がるのです。
具体的な例をあげると、東京の味の素スタジアムや大阪の京セラドーム大阪がそうです。味の素スタジアムは東京ドーム、京セラドーム大阪は大阪ドームという名前でしたが、企業が命名権を買い、それぞれ施設名に愛称をつけて今ではそれが定着しているといった状況です。
実は高知市でも「ネーミングライツ」の取り組みが開始。2024年6月~7月の間に募集があり、その募集の中で決まった12の施設について、10月1日から愛称の使用が始まりました。高知市帯屋町にある高知市中央公園は「東洋電化中央公園」、高知市桟橋通にあるわんぱーくこうちは「和の森(かのうのもり)わんぱーくこうち」という愛称がつきました!
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この愛称は高知市のホームページや広報紙、印刷物などで積極的に使われていく予定だそう。最初は「こんな施設あったっけ?」と感じてしまうこともあるかもしれません。私も実際イベントを調べている時に「東洋電化中央公園ってどこだっけ?」となりました。
公共施設の運営や維持には莫大な費用がかかるので、「ネーミングライツ」の取り組みで企業に助けてもらうのはとてもイイ取り組みだと感じました。とは言え、慣れるまでは少し不便を感じるかも。あまり聞き慣れない施設名を見かけた時はまずは高知市の「ネーミングライツ」に関するホームページをチェックしてみましょう!
ちなみに10月1日~10月31日の間、「ネーミングライツ」の二次募集を行っているそう。企業の方で「ネーミングライツ」に興味がある方もチェックです!