イオンモールなどで、かつての「ジャスコ」のロゴが浮かび上がってくる、いわゆる「怨念」がSNSなどで話題となったりしますが、浜松市においてそのような現象は見られないのでしょうか。答えは「YES」見ることができます。そのうちの今回は、昔懐かしい「長崎屋」について紹介します。

浜松の長崎屋は3つあった

さて以前も紹介しましたが、浜松市には長崎屋が3つほど存在しました。一つは「モール街」の現在「松菱跡地」にあった長崎屋（百貨店）。そして現在は「MEGAドン・キホーテ」となっている場所にあった長崎屋（スーパー）。そしてもう一つは「田町」にある長崎屋（ボウリング場）。

あまり知られていない、田町の「長崎屋ボウリング場」ですが、ご安心ください。なんと本社ですら、詳細が掴めないほど、古の「遺跡」となってしまっているのです。

参考：【浜松】知らんかった！浜松にはかつて街中に「幻の長崎屋」が存在した！？

「MEGAドン・キホーテ」に「長崎屋」のロゴがある！？

さてそんななか、「MEGAドン・キホーテ」に「長崎屋」のロゴが未だに隠されているということなのです。

確かに「MEGAドン・キホーテ」は、長崎屋などを運営する「PPIHグループ」です。残っていても不思議ではないのですが……。確かこの「ドン・キホーテ」の看板に「長崎屋」のロゴがあったはずです。

よーく観察してみても残念ながら黄色い「MEGAドン・キホーテ」の色で全く窺い知ることはできません。いわゆる「怨念」が浮かび上がらないよう「執念」のようなもので塗りつぶされております。

念の為屋上から確認してみたのですが……ここにも「長崎屋」のロゴを確認することはできませんでした。

どうやら、完全に消し去られてしまったようです。と、諦めかけて帰ろうとした瞬間、車のミラーに、なんとも言えないあの「朱色のマーク」が映ったのです。

ああっ！これだ、ありました、「長崎屋」のロゴです。

まさか「浜松市」で「長崎屋」のロゴをいまだに見れるとは本当に感慨深いです。場所は、屋上駐車場に登るスロープの入り口。

本当に懐かしい、ちなみにこのロゴは「長崎屋」の「n」および「鳥」を表しているものと思われます。愛称は「サンバード長﨑屋」。

そして現在「MEGAドン・キホーテ」は「株式会社長崎屋のロゴ」が運営していますので、このロゴが残されている理由としては、やはり「長崎屋」としての「誇り」のようなものを感じます。

ちょっとした、マニアックな豆知識になりそうですね。

ということで今後「MEGAドン・キホーテ」に立ち寄る際には、このスポットも見逃せませんよ。※車にはご注意ください。