実は違法な職場のルール7選
こんにちは、えらせんです。
今回は「実は違法な職場のルール」というテーマで話していきます。なんとなく「こんなものか」と思って受け入れているルールの中に、実は違法なものが潜んでいるかも。知っておくと自分の権利を守れるし、職場環境の改善にもつながりますよ。一緒に見ていきましょう。
1.着替えや朝礼がサービス残業
「朝15分前に来て、制服に着替えて、朝礼に参加」なんてルール。着替えも朝礼も、仕事に関する内容なら立派な労働時間なので、サービス残業扱いにするのは違法です。15分でも毎日だと、積もり積もって大きな損失になっているかもしれません。
2.遅刻や欠勤に対して罰金を科す
「遅刻したら罰金1000円」なんてルールも、完全に違法です。労働者に対して、懲戒として減給する場合、1回の額が平均賃金の1日分の半額を超え、総額が一賃金支払期における賃金の10分の1を超えてはいけないとなっています。つまり、勝手に罰金を科すのは違法なんです。
3.有給取得を却下する
「今度の土曜日、有給取りたいんですけど...」「ダメだね、忙しいから」
こんなやり取り、よくありますよね。でも、有給休暇は労働者の権利で、会社には時季変更権はありますが、却下する権利はありません。「忙しい時に休まれたら困るよ」って時は、お互いに話し合って日程を調整するのが正しいやり方です。
4.休むとき代わりを探すよう強要する
「休むなら代わりを自分で探してね」なんて言われたことありませんか?従業員のシフト管理は会社の仕事。従業員に代わりを探させるのは、会社の仕事を従業員に押し付けているのと同じです。会社の問題であって、あなたの問題じゃないんです。
5.業務時間外に電話やLINEを強制する
「今日、LINEの返事なかったけど」なんて、業務時間外の連絡を強制するのは違法です。緊急の連絡は、ちゃんと時間外労働として扱うべき。責めるようなことをしてはいけません。
6.残業が月45時間を超える
「今月も残業多いなぁ」って思いながら働いていませんか?実は、月45時間を超える残業には、労使の協定が必要です。健康的に働くためにも、この上限は大切なんです。
7.休憩時間に行動制限がある
「休憩中は店内で過ごしてね」というルールも違法です。「休憩中もいつでも動けるように待機してて」なんてもってのほか。休憩時間の使い方は従業員の自由なので、会社が制限してはいけません。
まとめ
どうでしたか?これらのルールは、労働環境を守るために作られたものです。知っているのと知らないのとでは大違い。自分の権利を守るためにも、ぜひ覚えておいてくださいね。
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