[閉店]焼鳥 萩のや【会津若松市】特別な日を本格炭火焼きで 会津でも珍しい 桜たたき・・・
看板が外され、インスタグラムのアカウントがなくなっていました。
これを読まれている現在、店は営業されていません。
飲食、観光、会津ぶらぶら。朝寝、朝湯が大好きな あいづ くらし、です。
(庄助さんばりのダメ人間みたいな自己紹介ですが、そこはご笑覧)
本格炭火焼鳥 萩のや(はぎのや) 口福な夕食を楽しむ
つれあいの誕生日夕食です。
昨年の誕生日夕食にも利用しました。なんで「焼鳥」と思われるかも知れませんが、食べたいものを食べるのが、口福の第一歩。
正直に言えば、自分も「焼鳥」でなくとも、とは思ったのですが、普段食べないものでもあるし、行きっちい(行きたい)というのですから、何よりです。
「萩のや」はカウンター席だけのこじんまりとした店。
昨年は行こうとした日に席が空いていなくて、予約してコース料理で食べてきました。
今年は事前に確認の上、早い時間に行ってアラカルトで食べてきました。
アラカルトで食べてきたと言うと格好いいのですが、結局、串は「お任せ」で焼いてもらってます、ウブなんです、焼鳥屋初心者なもので。
出てきた順番では紹介してません。
「お任せ」以外で頼んだ串もあります。串以外は注文して出してもらったものです。
お通し 3品
左から、厚揚げ焼き、ピクルス南蛮風、マグロと納豆のなめろう風。
厚揚げ焼きは、家で作ると、つい火を通し過ぎてしまいます、反省。
ピクルスは香辛料入りの酢漬けになりますが、南蛮風の味付けで、一般のピクルスに一味加わった感じ。
マグロと納豆のなめろう風はそのまま食べても美味しいのですが、海苔を巻く事でグレードアップ。一味を加える工夫って大切。
ネギマ
ネギマは、ジューシーな鶏のモモ肉とネギの相性が抜群。
炭火焼きは旨い、は、多くの方に同意されると思いますが、「旨い」にも程度あり。
バーベキューや炭火焼きの焼肉屋とか大好きですが、自分で焼くものは「ほどほどに旨い」です。
「萩のや」の焼き物は、すこぶる「格別に旨い」んです。
よく聞く「串打ち三年、焼き一生」、焼き方は一生をかけて習得するものという意味ですが、要は焼き手によって味も変わるということ。
1串づつ、焼きたて、食べ頃で出されます。
桜たたき (馬肉のたたき) 馬刺しとは厚みが違う
会津は、馬刺しがよく食べられます。
会津で好まれるのは、軽種馬の赤身。
熊本県のように重種馬が好まれる地域では、サシの入ったものも見ますし、一度、食べた事がありますが、口に合いませんでした。
「美味しい」「不味い」は主観であって、地域によっても異なるという事。
馬刺しが薄く切られるのに対し、「桜たたき」は厚切り。
その分、食べ応えも十分で、馬肉の旨味が口の中に広がります。
はつ (鶏の心臓)
歯切れよく、臭みもないので、万人向け。
見掛けは少し損している感じ。
調べたら、「はつ」は英語のHearts(ハーツ、Heartの複数形)が転訛したらしく、何気にオシャレな名前でした。そう思うと、写真の「はつ」も可愛らしく見えてくる?
レバー (肝臓)
手羽先が先に出ているのですが、先にレバーを紹介。
「はつ」が万人向けの優しい味わいに対し、独特な味わいの「レバー」です。
食感が嫌い、匂いが嫌い、と嫌いな人も多いのですが、そこはタレ仕立てで。
お任せにするときは、嫌いなものを伝えておけば外してくれます。
手羽先
骨抜き、手羽先。
骨が抜いてあると、食べることだけに集中できるので、美味しさ倍増し。
皮のパリパリと肉の弾力が相まったところに、タレネギがアクセントに。
つくね
「つくね」には卵黄がついてきました。
そのまま食べても美味しいですが、卵黄を溶き、くぐらせて食べると、タレの甘みとコク増しになります。
ニラ 肉巻き
タレがくどくなく、素材の味を引き出します。
炭火焼きの良さは、素材の味が味わえること。
見た目から美味しそう。
豚のカシラ (こめかみの部分)
「焼鳥」ではないけれど、串焼きによくなっている「カシラ」
噛む程に味わえる大好きな部位。
漬けアボガドの刺身
アボガドは「果物」に分類されてますが、わさび醤油に合う稀有な食べ物です。
野菜みたいに漬けても美味しいのも不思議。
卵黄と玉ねぎを混ぜ合わせ、一緒にいただきます。
野菜焼き
炭火焼きで肉の旨みが増すなら、野菜焼きも然り。
しかし、自分で焼いても野菜の美味しさを引き出すのは難しいのですが、「萩のや」の職人技ならバッチリ。
焼いてありながら、瑞々しく(みずみずしく)、ピーマンや椎茸の味がギュッと凝縮された感じ。
玉こんにゃく
他にも、「大根おろし」やら「焼きおにぎり」等を食べました。
楽しかった。
飲み物
つれあいは生ビールで初め。
続いて、瓶ビールへ。
自分は烏龍茶。
店内
一番のりで入店。
コの字形のカウンターで、食べ進むピッタリのタイミングで、次の串が焼き上がってきます。
店舗 入口
雑居ビルの1Fにあります。
ある意味、敷居の高そうな入口ですが、中には口福が待ってます。
【本格炭火焼鳥 萩のや】
住所:会津若松市西年貢2-4-16目黒ビル1F
営業時間:18:00~22:00
食事ラストオーダー 21:00
飲み物ラストオーダー 21:30
定休日:日曜日
萩のや インスタグラム
地図、ナビ用リンク (行き方/アクセス)
駐車は、店の前に限らず、ビル前の駐車スペースに空きがあれば利用してよいようです。
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