私は幽霊が出るようなホラー映画を一人で見ても、恐怖を感じない人間です。幽霊が本当にいるかどうかはわかりませんが、私はまだ見たことがないので存在していることを信じてないからでしょう。

学生時代に友達の怪談話をしたり、心霊スポットにドライブにいったこともありますが「怖い！！」とは思ったことはありませんでした。

なので、初めてのソロキャンプに行くと決まった時に友人から「一人で山の中で寝るなんて怖くないの？」と聞かれた時は自信満々に

「全然！！（＾◇＾）」と答えていました。

ところが、全然大丈夫じゃありませんでした。笑

真冬で平日ということもあり、広いキャンプ場に2組しかキャンパーの方がおらずサイトも離れていたので他のキャンパーと接することもなく寝る時間になりました。

まず、とんでもなく寒かったので、まったく眠たくならず深夜になっても頭が冴えたままでした。

まっくらなキャンプ場。人の気配は全くありません。そんな時にテントの外からは様々な音が聞こえてきます。

・風がテントを叩く音

・木の枝が折れる音

・落ち葉を踏みしめる音

・遠くで聞こえる獣の遠吠え

・何かが歩くような音

何度テントを開けて外を確認したことでしょうか。

普段はまったく気にならないような小さな音がいつもよりも大きく感じます。

寒さのせいか、自然の中にいることで人間の野生の感覚がそうさせるのか、五感が冴えわたっているような感覚でした。

ホラー映画は作り物なので怖くはありません。
しかし、自然というリアルな世界の中に、無防備な状態で自分ひとりでいることに恐怖を感じたんだと思います。

そこには何が潜んでいるのか、何が起きるのか予定調和はなく自由であるがゆえに全てが自己責任です。

そんな中で感じたことは、自分が確かに生きているということ。ソロキャンプほど自分と向き合う状況はありませんが、この世界の中で自分は生きているんだなということを深く感じました。

よくよく考えると
ただの寒くて・怖くて眠れない夜だったわけですが。笑

これまで感じたことがない感覚を味わったことでソロキャンプの魅力にとりつかれました。

ぜひソロキャンプに興味のある方はこちらの動画もご覧ください！先日のソロキャンプ動画です。

ちなみに、２回目のキャンプからは耳栓を忘れずに持って行ってます。笑

失敗から学ぶことが大切ですね。（＾＾）