【宇治市】子どもも大人も笑顔いっぱい!うーちゃ学校「青空レストラン」収穫&食体験が行われました
2023年7月29日(土)、宇治市健康づくり・食育アライアンス主催の第1回うーちゃ学校 「宇治の青空レストラン」が開かれました。
小学生のお子さんと保護者の方に参加いただき、京野菜いのうちさんの農園で、“万願寺とうがらし”と“とうもろこし”の収穫を体験。その後、京料理辰巳屋さんに調理いただいた野菜をいただくというイベントです。
さっそく、井内さんから収穫の方法を教わり、万願寺とうがらしを栽培されているハウスの中へ。ハウスの中は40度を超えることもあるそうなので、注意喚起もありました。
参加した親子は、教わったことを守りながら、ハウスの中の暑さをものともせず、もくもくと収穫。ふだんはできない体験を、みなさん楽しんでいましたよ。
袋いっぱいに詰めてOKとのことで、みんなこのとおり!
自分で収穫するという貴重な体験を楽しんだことが伝わる笑顔が、とても印象的でした。一旦休憩を挟んで水分補給をした後は、とうもろこし畑へ。
採れたての新鮮野菜ということもあり、その場で生でかじっている子もたくさんいました。スーパーで購入した野菜では決してできない体験ですよね。万願寺とうがらしも、とうもろこしも、「美味しい美味しい」とみんな、大喜びでした。
楽しい収穫体験が終わったら、次は試食タイム。
京料理辰巳屋さんによる、今回の提供メニューは、以下の3つ。
・京地鶏の万願寺とうがらしソース掛け
・焼き万願寺とうがらし 生姜醤油で
・とうもろこしご飯
プロの料理人による本格的なお料理をいただき、子どもも大人も大満足の様子。「万願寺とうがらしの甘みが広がって美味しい!」と、お代わりをする子も続出していました。
実は中には、とうもろこしが苦手というお子さんも…。でも、今回初めて食べた“とうもろこしご飯”がとても美味しいと喜んで食べたそうで、お母さんもビックリされていました。
食事の後は、左さんから食に関するお話と、参加者からの質問タイム。
左さんからは逆に「好きな食べ物は何ですか?」との質問が。お子さんたちから「トマト」「スパゲッティ」「お肉」など、次々に返答があり、それを笑顔で聞いている左さん。
「好きな食べ物を聞かれて、すぐに答えられるのは、とてもよいことです。食の興味や関心が高いということですから。保護者の方は、ぜひ誰にも負けない得意料理を作って、お子さんに食べさせてあげてください。それが家庭の味として子どもの心に残っていきます」と、教えてくださいました。
一方、井内さんは「よく農家さんに感謝しましょうと言ってくださいますが、私はそうは思っていません。食事をきっかけに、家族でのコミュニケーションが増えることがうれしくて、野菜を作っています。今日収穫した野菜の話で、食卓を楽しいものにしていただければと思います」と、おっしゃっていました。
私も今回いただいた万願寺とうがらしを、井内さんがおすすめくださった「万願寺とうがらしの豚巻き」を作って食卓にだしたら、家族にも大好評で食卓が盛り上がりました。
今回講師を務められたお2人は、「食について体験し、子どもも大人も食の意識を高めていただきたい」という想いで、この「うーちゃ学校 宇治の青空レストラン」を続けていらっしゃいます。
うーちゃ学校のイベントが気になる方は、うーちゃのInstagramをチェックしてくださいね。次回の青空レストランの開催は来年になりますが、その他の「うーちゃ学校」などのイベント情報を発信されていますよ。
また、今回のイベントの様子は、KCN京都さんの地域ニュース番組「週間地域トピックス」で8月4日(金)に放送。現在は、YouTubeでご覧いただけます。
※みなさん、撮影のご協力ありがとうございました。
【基本情報】
宇治市健康づくり・食育アライアンス
公式Instagram
「京野菜いのうち」農園
所在地: 京都府宇治市槇島町月夜51-13
「京料理辰巳屋」
所在地:京都府宇治市宇治塔川4-13