2023年は各地の大型花火大会の多くが復活し、春に入ってからは開催情報が続々報じられています。まだまだ夏の予定なんて考えられない！という方も多いと思いますが、うかうかしていると人気の高い花火大会の、特に人気の席種はガンガン売り切れてしまいます。

6月発売の11の大規模花火大会の情報をまとめてみました。
どうぞプランニングはお早めに！

なお、市民・町民先行販売などの対象者限定販売については掲載していません。また、席種により販売方法が限られる場合があります。詳細は公式サイトにてご確認ください。

※花火大会の内容等は過去の開催時のものを参考にしています。2023年には変更される可能性がありますので、ご了承ください。

【秋田】大曲の花火（全国花火競技大会）（8月26日開催）

「日本三大花火」の1つに数えられる「全国花火競技大会」、通称「大曲の花火」は、全国二十数社の煙火店が、昼花火・10号芯入割物・10号自由玉・創造花火の4種類で総合力を競う花火競技大会。日本最高峰の栄誉である内閣総理大臣賞が授与され、花火の匠のガチ勝負が見られます。競技だけでなく、合間に披露されるスターマインも豪華！　総合的な見ごたえも間違いなく日本最高峰です！

【山形】酒田の花火 全国二尺玉花火競技大会（8月5日開催）

2019年までは「酒田花火ショー」として開催されていましたが、2023年から二尺玉花火競技大会としてリニューアル。二尺玉（直径約60cmの花火玉で、上空で約500ｍの花火が開く）の競技大会は全国でこの酒田だけです。実は2022年にすでにこの形式での開催が予定されていたのですが、直前の豪雨の影響で中止となった経緯があります。「今年こそ！」にかける意気込みは、関係者だけでなく花火ファンも同じ！　人気席は早期売切れが予想されますので、お早めに！

【新潟】長岡花火（長岡まつり大花火大会）（8月2・3日開催）

こちらも「日本三大花火」の1つ。毎年8月2日・3日の2日間開催され、2日間で100万人以上を集める花火大会です。「復興祈願花火フェニックス」をはじめとする音楽つきスターマイン、長生橋・大手大橋から流れ落ちるナイアガラ、上空で直径約600ｍの花火が開く正三尺玉と、花火の魅力がぎっしり。
チケットの一般先着販売は6月19日（月）からですが、5月29日（月）から一般抽選販売の申し込みが始まっています。一般先着販売開始時点での残りは少ないと思われるので、抽選販売に申し込んでおくのがおすすめです。

【東京】いたばし花火大会（8月5日開催）

東京都内で数少ない大玉花火の上がる花火大会。都内最大の尺五寸玉（15号玉）が上がります。大玉だけでなく、音楽付きスターマインや700ｍにおよぶナイアガラなど、見どころたくさんの花火大会です。
都心部での開催のため多数の観客が集まります。落ち着いて観るなら有料席が絶対おすすめ。1人から買えるイス席や、グループにおススメのテーブル席、ボックス席など席種も多彩です！

【山梨】神明の花火（8月7日開催）

毎年8月7日に開催される花火大会。地元市川三郷町の2大煙火店、齊木煙火本店とマルゴーが両輪となって開催されています。クオリティの高いプログラム、頭上に上がる迫力ある二尺玉、ゲスト煙火店を呼んでのスターマインコンテストなど充実した内容です。特にクライマックスの「テーマファイヤー」、そしてグランドフィナーレは圧巻！年間数十回花火を見るような花火ファンにも高い人気を誇る花火大会です。

【静岡】ふくろい遠州の花火（7月29日開催）

東海地方を代表する花火大会の1つで、4年ぶりの開催となります。正式名称は「全国花火名人選抜競技大会 ふくろい遠州の花火」であるように、競技花火が実施されます。とはいえ競技だけでなく、音楽つきスターマインもたくさん上がる、見ごたえある花火大会です。
この花火大会の目玉の1つに、富士山を象った空中ナイアガラがあります。全長200m超のスケールもさることながら、二重に表現された富士山の形は、静岡県民の富士山愛を感じる美しさ！

【愛知】豊田おいでんまつり花火大会（7月30日開催）

「豊田おいでんまつり」の最後を飾る花火大会。豊田スタジアムと豊田大橋という、豊田市の二大建造物を眺めながら愛知・東海エリアの珠玉の花火を堪能できます。打上花火だけでなく、手筒花火も見られます。終盤のナイアガラは約500ｍに及び、まさに圧巻の光の滝！
珍しく日曜日開催の花火大会なので、花火大会ラッシュの夏の週末でも他と被りにくいのも嬉しいポイント。前日の「ふくろい遠州の花火」とハシゴして、めいっぱい花火を浴びてもいいかも？

【岐阜】ぎふ長良川花火会（8月11日開催）

2020年より中止となっていた「全国選抜長良川中日花火大会」と「長良川全国花火大会」が統合され、2023年に新たに「ぎふ長良川花火大会」として開催されることになりました。プログラム詳細等はまだ公表されていませんが、いずれも規模の大きな人気の花火大会だったので、期待が高まっています！
観覧席は全席指定のイス席のほか、リーズナブルなエリア内自由席など数種類あります。

【三重】桑名水郷花火大会（7月29日開催）

なばなの里やナガシマスパーランドが人気の桑名市の、揖斐川の河口に近い川幅の広いエリアで開催される花火大会。観客席となる堤防から見ると、花火が反射して水面が美しく染まっているのが見えます。二尺玉や水中スターマイン、空中ナイアガラなど見ごたえあるプログラムが目白押し。中でも、ＮＴＮ株式会社提供の音楽つきスターマインは10分超のプログラムで、音楽とのシンクロと表現が感動的！

【滋賀】びわ湖大花火大会（8月8日開催）

関西エリアの数少ない大型花火大会の1つが、4年ぶりに復活！大津港に近いびわ湖畔で開催され、湖面に映る花火も美しく、人気の高い花火大会です。湖上で花火が開く水中スターマインや尺玉など魅力満載。
2023年は無料で観覧できる一般観覧場所がこれまでより少なくなる予定。待ちに待った開催ということもあり、有料席購入者が増えるかもしれません。早めに予定を立てて申し込みをするのがおすすめです。

【大阪】なにわ淀川花火大会（8月5日開催）

大阪はもちろん、関西を代表する花火大会。梅田にも近い、まさに大阪の中心地で花火が上がります。2020・2021年の中止を経て2022年の開催時に大幅リニューアル。5つの煙火がそれぞれプログラムを披露する形式に。見ごたえあるスターマインが好評です。
2023年も淀川河川敷の梅田側が工事中で観覧できないため、観客が十三側に集中します。落ち着いて楽しむためにも、ぜひ有料席をご検討ください。

日々夏が近づくのを感じる今日この頃。

早めにどんどん計画を立てて、悔いのない夏を楽しみましょう！