10月5日（土）、MIYAMAX（みやま市総合文化センター）で「ワンヘルスフェスティバル2024」が開催されます！

ワンヘルスとは、人と動物の健康と環境の健全性を一つの健康ととらえ、みんなで考え行動することです。新型コロナウイルス感染症や鳥インフルエンザなどは人間と動物のどちらも感染する「人獣共通感染症」で、環境悪化や気候変動などによって人間にも感染するようになったと考えられています。このため、「人と動物の健康および環境の健全性」は一つであるというワンヘルスの理念が世界で広がっています。

みやま市は、2021年9月7日に全国の自治体で初となる「ワンヘルス推進宣言」を表明した都市でもあります。

「ワンヘルスフェスティバル2024」は、ワンヘルスについての理解を深めて、その理念を日常生活に活用することを目的としています。NHKキャスター・気象予報士の佐々木理恵さんによる、気象変動がもたらす環境への影響に関する基調講演をはじめ、大牟田市動物園を舞台とした映画「いのちスケッチ」を撮影した瀬木直貴監督と同作品に出演した藤本泉さんによるスペシャルトークショーも開催されます。

また屋外イベントとして、ヒツジ、ヤギ、ウサギなどと触れ合うことができる「ふれあい動物園」や犬・猫の譲渡会も開催されます。

そのほか、飲食ブースには地元みやまの飲食店やさまざまなメニューのキッチンカーも出店します♪

2024年8月21日には、瀬高町に設立される日本初となる「ワンヘルスセンター」の概要が公表されるなど、みやまにおけるワンヘルスに向けた取り組みは大きく進んでいます。ワンヘルスセンターの建設予定地は、かつて医療経営大学があった場所です。

10万平方メートルを超える広大な敷地内には、家畜や野生動物、愛玩動物の保健衛生を一元的に担う「動物保健衛生所」が新設されることに加え、保健・環境行政を科学的・技術的側面から支える「地方衛生研究所」が太宰府市から移転し、相互に連携し、ワンヘルスを実践する拠点として、令和9年度中の供用開始を目指しています。

人間と動物がともに健やかに生活できる世界。そんな幸せで豊かな世界を目指すワンヘルスの理念について楽しく学んでみませんか♪

●みやま市民文化センター（MIYAMAX：ミヤマックス）●

〒835-0024　福岡県みやま市瀬高町下庄７９２−１