【印西市】2023-2024冬もすでに1,000羽近くの白鳥がやってきた! 本埜の田んぼ「白鳥の郷」
印西市の冬の名物にもなっている本埜の「白鳥の郷」。
毎冬たくさんの白鳥がやってくることで知られています。
もともとは印旛郡本埜村、現在は印西市笠神にあります。
2023-2024冬季もそろそろ飛来数がピークに近づいてきているだろうということで、2023年12月30日(土)に見に行ってみました。
「白鳥の郷」は、犬や猫などのペットを連れての見学はできません。
すっかり稲刈りも終わった田園風景。
その茶褐色の風景の中に、一区画だけ異色のカラーが見えます。
近づくにつれ、一枚だけ水の張られた田んぼにたくさんの白鳥がいるのが見えてきます。
鳴き声も聞こえてきます。
まるで白鳥のために作られたプールのよう。
本埜の「白鳥の郷」は、とにかく間近で白鳥が見られるのが特徴です。
空から舞い降りてきているのは鴨の群れ。
「白鳥の郷」には白鳥の他に、鴨もたくさんやってきます。
現地に年度別飛来数が掲示されています。
初めてここに白鳥が飛来したのは1992年で最初は6羽。
年々増えていき、1,300羽を超えた年もありました。
令和に入った2020年以降は1,000羽あたりをキープ。
今季2023-2024冬はいかに!?
今季は、初飛来日は2023年10月15日で2羽初飛来したようです。
そして、最大飛来数は、ちょうど訪れた2023年12月30日(土)が最大で956羽でした。
先季が1,008羽でしたので、2024年1月中にもう少し増えるかもしれません。
白鳥の湖、ならず、白鳥の田んぼで優雅に泳ぐその白い姿は美しいですね。
と思ったら、時折、白鳥同士で喧嘩が始まります。
そして喧嘩に勝った白鳥は「どうだ!」と言わんばかりに羽を広げ威厳を見せていました。
おとなしそうに見えて結構ヤンチャかもしれません。
晴れて天気の良い日は、青い空と白い白鳥のコントラストがとても美しい。
3月頃にはシベリアに帰って行ってしまいますので、それまでに、ぜひ、本埜の「白鳥の郷」に白鳥を見に行ってみてはいかがでしょうか?
本埜「白鳥の郷」
- 所在地:千葉県印西市笠神
- 白鳥が見られる時期:10月~3月頃まで