熊本市内の色々な情報をお届け！あゆ姫です。熊本県民の皆さん、熊本城へ行ったのはいつですか？地元だと、逆になかなか行く機会がないと言われる場所の１つかも。

私自身もその1人で、今回久しぶりに熊本城を訪問してきました。

行幸坂を登っていると、御堀周辺の樹々が綺麗に色づいている光景を見ることができました。

今年は冬が来ないのか？と錯覚するほど、つい最近まで暑かったですが、12月に入ると寒くなり、ようやく紅葉を楽しめるようになったようですね。

ちなみに、今回は徒歩で登りましたが、城彩苑から熊本城のチケット売り場前まで、15分間隔でシャトルバスの運行もあります。

足が不自由な方などは、シャトルバスをご利用ください。

現在、平日は南口の券売所からのみ入場となります。

熊本市内在住の65歳以上の方や、熊本市内に在学する小・中学生は、入場料が免除され無料になります。

また『交流連携協定』に基づき、鹿児島市・福岡市・北九州市の小・中学生と65歳以上も、入園料が免除されるとのこと。

県外でも免除できる条件があるんですね！これは知らなかった！

もし周りに、対象の方がいたら、ぜひ情報共有を♪

また、城彩苑内にある『熊本城ミュージアム わくわく座』や、熊本博物館も見学できる共通入園券の販売もあり。

今回私は、熊本城と熊本城ミュージアム『わくわく座』の２か所を見ることができる、２館共通入園券にしました。

熊本城の入園料に+50円だけで、熊本城ミュージアム『わくわく座』まで見ることができるのでお得です。
(通常『わくわく座』の入園料は300円)

チケット売り場を過ぎ、階段を登った先に広がるのは、長い通路。

これは熊本地震前には、なかった場所ですね。

地震後、熊本城内へと入る機会がなかった私は、この進化に驚き。

エレベーターも設置されているので、車いすやベビーカーも安心です。

以前は、ゆるやかな階段や坂を登って行く場所も多かったので、この進化は嬉しい。

地震で大きな被害が出た熊本城、2021年4月から天守閣などの内部見学が再開となりましたが、現在も色々なところで復興作業が進行中。

ところどころ、地震の爪痕が残っている場所や、復旧工事があったであろう景色・現在作業を進められている場所が目に入り、胸が痛みます。

県民の誇りである立派な城に大きなダメージを受けたことは、とても心が痛むことですが、復興の様子や過程を見学できるのは、今だけの特別な機会と考えましょう。

通路を先に進むと、本丸御殿の前に到着。

以前はとても綺麗な御殿が見られるのが魅力でしたが、こちらはまだ内部を見ることはできません。

本丸御殿の下に作られた通路を進みます。
ここは『闇(くらが)通路』と呼ばれる場所。

大きな柱となっている木の大きさが、このお城の迫力を物語っているように感じます。

トンネルのような薄暗い闇通路を抜けると目の前には、大きなイチョウが現われました。

天守閣前にある大きなイチョウが、まさに今！見頃を迎えています。

とても綺麗でびっくり。

黄色に染まったイチョウが、天守閣とコラボした光景。

流石、別名『銀杏城』と言われているだけあって見事です。

街中中心部に行くと、天守閣が見える景色は色々ありますが、やっぱり目の前で見る迫力は、全然違いますね！かっこいい…

ここから天守閣の内部へと入って行きます。

こちらの天守閣も、熊本地震の際には被害を受け、入ることができませんでしたが、現在は復旧工事が終わり、エレベーターが設置されるなど、以前より見学がしやすくなりました。

6階まである天守閣内は、時代ごとに分かれており、展示物も以前より充実。

たくさんの資料などが展示されており、見ごたえ抜群です。

熊本地震での被災や復旧に関する、模型や映像なども見ることができるエリアもありましたよ。

ネタばれになってしまうので、内部の詳しい写真などは割愛します。

ぜひ、実際に訪れてゆっくりと時代の流れを、ご見学ください。

熊本地震後には、全国いや世界中から、たくさんの寄付が集まりました。

熊本県民でも、復興城主になった方は多いかと思います。

天守閣内には復興城主のデジタル芳名板もありますよ。

名前や都道府県などで検索が可能。

実際に検索してみると、パネルに名前が表示され、綺麗な熊本城の映像が流れます。

これはなんだか嬉しいなぁ。

色々な展示物を見学しながら、最上階の6階へ到着。

綺麗な展望フロアとなっていて、ここからは綺麗な景色を一望できます。

復旧作業が進む宇土櫓の足場も見えていました。

スマホのARアプリを使い、明治初期に撮影された古写真を現代の景色に重ねてみることもできますよ！

明治初期のものでも、今の景色とは大きく異なるので「清正公も、こんな景色を、同じ場所から見ていたのかなぁ」と、清正公好きとしてはわくわくしちゃいます♪

「全然違う！明治初期は俺のおかげで発展しまくった後の時代だぞ！」という、清正公の声が聞こえてきそうでもありますが(笑)

やっぱり、熊本城はかっこいい！そして地震にも負けなかった！

そんなことを強く思いながら、とてもゆっくりと城内を見ることができ、とても良い時間となりました。

熊本地震からの復興していく熊本城の姿を見守るという意味でも、定期的に訪問してみるのも良いかもしれませんね。

もう何年も熊本城の中へは、行ってないなぁ…という方、城内の樹々が綺麗に色づいた光景まで見ることができる今！見学に出かけてみませんか。

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