熊本市内の色々な情報をお届け！あゆ姫です。大盛無料と書かれていると、つい「大盛で！」と言いたくなるタイプですが、今回は大盛以上「倍盛り」をやっているお店へ行ってきました。

熊本市南区江越にあるお店。
熊本油そば総本山『けんしろう』

2024年8月23日にOPENした、油そばの専門店です。

南署とサンリブシティくまなんの、ちょうど中間あたりで黄色の外観が目立っているのでわかりやすい。

お店の外壁には「麺倍増無料」・「ご飯食べ放題付」・「スープ飲み放題付」の文字。

この吸引力の高いワードは、お腹が減っている時に目に入ると、つい引き込まれてしまうことでしょう(笑)

メニューは大きく2種類『油そば』か『辛旨肉味噌そば』

各メニュー、並・大・倍のサイズから選ぶことができ、驚くのは価格。

どのサイズも同じ価格です。

外壁に書かれていた「麺倍増無料！」というのは、このことだったんですね。

もっと食べたい！という方には、有料で麺マシ(80グラム)・麺マシマシ(160グラム)もOK。

更に、熊本県産のコシヒカリと白湯スープが食べ飲み放題！

ご飯とスープは、店内にあるセルフコーナーから“ご自由に”スタイルです。

1000円前後で満腹になれる！最高にありがたいお店に、引き込まれてしまったようです♪

『けんしろう油そば』は、油そばのトッピングを増量したものになります。

麺だけではなく、色々な具材も増量したい！という場合は、この『けんしろう油そば』がお得ですよ。

ちなみに、単品トッピングメニューの中には、パルメザンチーズやマヨネーズなども準備されており、人気があるのはマヨネーズですが、パルメザンチーズも相性が良くおすすめとのこと。

マヨネーズは、なんとなく想像できるけど、パルメザンチーズは一度どんな感じなのか試してみたいかも。

今回は『油そば』と『辛旨肉味噌そば』の両方をレポします♪

どちらも美味しそうなビジュアルで登場！

まずは『油そば(倍)990円』

「麺倍増無料」と言われたら、そりゃスルーできません。

倍を注文で、麺の量は320グラムです。

ちなみに、麺の量は茹でる前の重さなので、実際にはもっと重量があります。

器を持つと、ずっしりと重みを感じますね！

麺の上には、大きなチャーシューとメンマ・なると・煮卵・白ネギ・焼きのりに魚粉という豪華な内容。

隠し味に、少しだけブラックペッパーも入っていますよ♪

ここ『けんしろう』の油そばは、もともとしっかりと“かえし”と呼ばれるタレ(スープ)で味付けがされているので、そのままでも美味しく食べられますが、油そばの必殺技“天地かえし”で、下からガバっと麺をすくい、魚粉をよく絡ませると一層美味しく食べられます。

麺は『富喜製麺研究所』の極太麺を使用。

出ました！富喜製麺研究所！

もう熊本では「富喜製麺研究所の麺」と言うだけで、麺の美味しさは伝わるレベルではないでしょうか。

『けんしろう』では、モチモチ感とコシの両方を楽しめるベストな茹で時間を研究し、富喜製麺所の麺の良さを最大限に引き出しているとのこと。

香味油とにんにく・魚介をたっぷりと使用した、醤油ベースのかえしにパンチがあり、麺とよく絡み相性抜群です。

チャーシューは、程よい硬さと柔らかさのバランスを考え、脂身が少なめの肩ロースを使用。

丸2日もの時間をかけ、丁寧に仕込みをされています。

しっかりと味が染みたチャーシューは、香ばしさを出すために、提供する直前にバーナーで炙られます。

このひと手間が愛おしい…。

香ばしさの中に、ほのかに八角の風味が広がり、肉本来の甘みが引き立ちます。

個人的には、絶妙な茹で加減でしっかりと味が染みた煮卵が最高でした。

この煮卵も、二晩漬け込んでいるそうで、１つ１つの具材にとても手間ひまかけた1杯です。

テーブルの上には、かえし・酢・ゴマ・ラー油やにんにくなどが準備されています。

お好みで味変を楽しむこともできますよ！

ラー油を少し足すと、ピリっとした辛みが良いアクセントになります。

個人的に好きだったのは、お酢ですね。

サっと１まわしすると、味が締まりさっぱりとした味変に。

結構お腹いっぱいになってきたところで酢を追加したんですが、麺がスルスルと入っていき驚きの味変です。

ちなみに、ちょっとイレギュラーの味変は、セルフコーナーにある白湯スープ。

豚骨ベースのスープなので、ここに麺を入れ、つけ麺スタイルで食べる。

そんな、ちょっと面白い味変も楽しめますよ！

たっぷりと油そばを紹介しましたが、もう1品。

『辛旨肉味噌そば並(1辛)1090円』

これがまたクセになる1品。

こちらの麺は【並】です。

【並】でも160グラムあるので、しっかりとしたボリューム。

辛さを選ぶことができ、おすすめの1辛にしましたが、5辛なども人気とのこと。

ちなみに、５辛(+120円)になると、隣の肉味噌と同じくらいのボリュームの唐辛子が乗ってくるようです。

1辛でも、ビジュアル的には結構辛い色をしていますが、実はこの唐辛子は辛さの中に甘みがあるので、色で想像するほどの辛みはなく、美味しく食べられる辛さです。

豚ミンチをたっぷり使用して作られた肉味噌は、甜麺醤(テンメンジャン)などを使いしっかりと味付け。

フライドエシャロット(揚げネギ)と刻みネギ、2種類のネギが添えられています。

刻みネギは、えぐみを取り除くために、一晩水にさらしているそうですよ。

今回、店長さんに色々なお話を伺いましたが、本当に細かいところまで丁寧に作られていて、そのこだわりや食べる人のことを考えた優しさに驚きの連続です。

油そばの方は、そのままでも美味しいとお伝えしましたが、こちらの『辛旨肉味噌そば』は、しっかりと『天地かえし』をする方がおすすめ。

しっかりと混ぜて麺をすすると、多めの肉味噌がたっぷりと麺に絡んできて、これ旨い。

ザクザクした食感の香ばしいフライドエシャロットと、刻みネギのダブルパンチ。

あえて2種類のネギが使われている理由が、よくわかる味わいです。

辛さの中に甘みや旨味もあり、スルスルと入っていきますね！

食べ進めていくと、明らかに肉味噌の量が多いことに気づきます。

麺を食べてしまうと、こんなに肉味噌が残っちゃいました。

でも、これは逆に残すのが重要ポイントです！

ここにセルフコーナーから、ご飯を持ってきます。

はい、もうおわかりでしょう。

ご飯を肉味噌の中へドボン。

よくまぜまぜ。

1口食べてみると…ふふふ。
食べた瞬間、ちょっと変な笑いが出ました(笑)

これ、とんでもなく中毒性のあるクセになる味です！

ピリっと辛いそぼろご飯？和のガパオライス？

ちょっと表現が難しいのですが、とにかくこれは『辛旨肉味噌そば』を注文した際は、欠かせない最後の〆となりました。

１つ１つに強いこだわりが詰まった油そばと辛旨肉味噌そば。

どちらも美味しいので、2人で行って2種類をシェアするのも良いかも。

もちろん、たくさん食べられる人は1人で両方を注文するも良し。

ぜひ、胃袋をMAXに空けて、食べに行ってみてください。

本記事内の情報は、筆者が訪問した際のものとなります。

メニューや価格などに変更がある場合もありますので、ご了承ください。

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